...「洋封筒で送ってくれる?」...
...「この手紙には洋封筒を使ってね」...
...「手紙を書いたけど、洋封筒が無いから明日買いに行くわ」...
...「外国からの手紙って、洋封筒で来るのかな?」...
...「封書よりも、洋封筒の方がおしゃれだよね」...
...見知らぬ看護婦が美しい花束と大きな西洋封筒に入れた手紙とを持ってはいって来てつやに渡した...
有島武郎 「或る女」
...プラチナの腕輪の嵌(はま)った手を伸ばしてその白い西洋封筒を受けとりながら――これは十円紙幣かな――とドキッとした...
海野十三 「軍用鼠」
...さっき帳場で貰った西洋封筒に入った手紙のことだが...
海野十三 「蠅男」
...如何にも一通の洋封筒が落ちている...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...大型の西洋封筒に入った立派やかな招待状が舞込んだ...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...この模様はいったいなんじゃ」それは上等の洋封筒に包まれた一通の手紙であったが...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...御徒町の巡査派出所に突然小さな洋封筒を投げ込んで行った小僧さんがある...
戸坂潤 「社会時評」
...一河野が八百円はいっている洋封筒を懐にして訪れた時...
豊島与志雄 「好意」
...彼は懐から洋封筒を敏子さんの前に差出した...
豊島与志雄 「好意」
...」吉岡は差出れた洋封筒をちらりと見やって...
豊島与志雄 「好意」
...洋封筒を押し戴いた...
豊島与志雄 「好意」
...私は五百円の洋封筒と自分の小さな蝦蟇口とを...
豊島与志雄 「未来の天才」
...洋封筒の金を懐にして出かけた...
豊島与志雄 「未来の天才」
...前のと同じような西洋封筒...
野村胡堂 「死の予告」
...机の上に二枚の葉書とともに一通の西洋封筒の親展書がのせてあるのを発見した...
平林初之輔 「秘密」
...彼女からまた西洋封筒の手紙がとどいた...
室生犀星 「巷の子」
...白い西洋封筒の上に鉛筆の走り書きで...
夢野久作 「暗黒公使」
...それは桃色の西洋封筒で...
夢野久作 「暗黒公使」
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