例文・使い方一覧でみる「泣ける」の意味
スポンサーリンク...おいおい泣けるわけのものじゃない... 
芥川龍之介 「樗牛の事」
...葉子はだれの前でも素直（すなお）な心で泣けるような気がした...
有島武郎 「或る女」
...その瞬間まではだれの胸にでも抱きついてしみじみ泣けると思っていた葉子は...
有島武郎 「或る女」
...思いきり泣けるんだからね」町の人たちは...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「旅の仲間」
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違星北斗 「北斗帖」
...または自分の身に關して泣けるといふのか...
今井邦子 「水野仙子さんの思ひ出」
...泣きたい時には思うさま泣ける性質だったら...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...泣ける涕はおのおのの頬を傳へてはてあらず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...海を見ると泣けるのも無理はないと思います」「うむ……そうだろうなあ」「それは...
中里介山 「大菩薩峠」
...心菫に泣ける薔薇...
中原中也 「ヂェラルド・ド・ネルヴァル」
...一層泣けるのであつた...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...泣けるだけ泣いてやりたいやうな心持を我慢して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...舞台で演ってゝ泣ける芝居も...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...彼は自分が少年のやうに泣けるものなら...
北條民雄 「道化芝居」
...どこで泣けるか、と思つた...
牧野信一 「蚊」
...自分は「泣ける場処」を発見したやうに思つた...
牧野信一 「蚊」
...泣けると思つたら泣けなかつた...
牧野信一 「蚊」
...もし泣けるなら、もしこの凝固と荒涼と氷と精神とそして芸術との世界に、涙というものがあるなら...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「餓えた人々（習作）」
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