例文・使い方一覧でみる「波打つ」の意味


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...琥珀色に寄せつ返しつ波打つてゐたが...   琥珀色に寄せつ返しつ波打つてゐたがの読み方
石川啄木 「天鵞絨」

...心臓の波打つ呼吸(いき)だぜ...   心臓の波打つ呼吸だぜの読み方
泉鏡花 「薄紅梅」

...その海の水は根を波打つてゐるのだ...   その海の水は根を波打つてゐるのだの読み方
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」

...ものの十秒とも経たないうちにその啜泣は波打つ歔欷(きょき)と変った...   ものの十秒とも経たないうちにその啜泣は波打つ歔欷と変ったの読み方
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」

...ネルロは波打つ胸をおさえて...   ネルロは波打つ胸をおさえての読み方
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」

...北海などの峰々が緩く波打つ間の盆地にあって...   北海などの峰々が緩く波打つ間の盆地にあっての読み方
中村清太郎 「ある偃松の独白」

...波打つ老女の背中を...   波打つ老女の背中をの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...温かいふくよかな肉が波打つやうに顫(ふる)へて居ります...   温かいふくよかな肉が波打つやうに顫へて居りますの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...暫く心が波打つてゐた記憶があるけれども...   暫く心が波打つてゐた記憶があるけれどもの読み方
林芙美子 「あひびき」

...なにかやはりただならぬ気鬱が波打つてゐる...   なにかやはりただならぬ気鬱が波打つてゐるの読み方
原民喜 「画集」

...森々たる春の朝の感覚に鐘の声さへ加はつて気の遠くなるやうなリトムの波打つてゐる歌である...   森々たる春の朝の感覚に鐘の声さへ加はつて気の遠くなるやうなリトムの波打つてゐる歌であるの読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...私の腹は大きな呼吸で波打つてゐます...   私の腹は大きな呼吸で波打つてゐますの読み方
牧野信一 「砂浜」

...きどった眼付、波打つような、うねるような歩き振り――ひどく外輪にした爪先を、まずそろりと地につけておいて、それから足の残りを落すのである――得意げな、せりふめいた言葉づかい、芝居じみて納まり返った態度、類もなくこれ見よがしに念入りなしぐさ――そういうもので彼は女性を夢中にさせた...   きどった眼付、波打つような、うねるような歩き振り――ひどく外輪にした爪先を、まずそろりと地につけておいて、それから足の残りを落すのである――得意げな、せりふめいた言葉づかい、芝居じみて納まり返った態度、類もなくこれ見よがしに念入りなしぐさ――そういうもので彼は女性を夢中にさせたの読み方
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」

...波打つ花の中を自転車に乗った娘が昂然として行く...   波打つ花の中を自転車に乗った娘が昂然として行くの読み方
横光利一 「欧洲紀行」

...その下(もと)に波打つ幾線の鉄の縄(なは)が世界の隅隅(すみ/″\)までを繋(つな)ぎ合せ...   その下に波打つ幾線の鉄の縄が世界の隅隅までを繋ぎ合せの読み方
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」

...家々の壁に沿つて風に波打つてゐた花を刺した白幕...   家々の壁に沿つて風に波打つてゐた花を刺した白幕の読み方
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」

...いつも苦しい魅力をもつて波打つてゐた...   いつも苦しい魅力をもつて波打つてゐたの読み方
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」

...すでに発足準備もすましている軍勢の波打つ闇に...   すでに発足準備もすましている軍勢の波打つ闇にの読み方
吉川英治 「私本太平記」

「波打つ」の読みかた

「波打つ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「波打つ」

「波打つ」の英語の意味


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