...皆この古帽に沁みて名残をとゞめぬ...
石川啄木 「閑天地」
...少年の心に強く沁(し)み込(こ)んでいたのであろう...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...それ程(ほど)に心(こゝろ)に沁(し)みて悲(かな)しい...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...與吉(よきち)は火傷(やけど)へ夜(よ)の冷(つめ)たさが沁(し)みた...
長塚節 「土」
...碧(みど)り積む水が肌に沁(し)む寒き色の中に...
夏目漱石 「幻影の盾」
...沁々(しみじみ)として人生のうら寒いノスタルジアを思うのだった...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...沁みるやうな苔深い色をして下流へ流れてゐる...
林芙美子 「旅人」
...彼の魂の底に深く沁みこんでしまったのである...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...声の調子はひとりでに可細く芝居沁みて消え込み...
牧野信一 「鱗雲」
...親父が沁々と云つたぜ――母親には...
牧野信一 「鏡地獄」
...馬鹿だな! と沁々...
牧野信一 「夏ちかきころ」
...そんなことには慣れないので沁々口惜しく...
牧野信一 「貧しき日録」
...寒さが身に沁みてくる...
水野葉舟 「遠野へ」
...これはたまらぬ」「何だか眼に沁(し)みてよ」と...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...児童の頭に沁み込んで段々にその鳴く声が...
柳田國男 「夢と文芸」
...もつと深く正しく沁々うかゞひ得る機會もあらうかと希つてゐる...
吉川英治 「折々の記」
...大阪も見えるのに――などと客たちの心もヒビアカギレに沁(し)みてくる...
吉川英治 「随筆 新平家」
...黒吉は、充分幸福を味わって、もう一遍沁々と、薄い光の中で、それを見詰めた...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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