例文・使い方一覧でみる「汚」の意味


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...なんだかうすい...   なんだかうす汚いの読み方
海野十三 「三十年後の世界」

...嘔吐した物がそこに散らばっていた...   嘔吐した汚物がそこに散らばっていたの読み方
田山花袋 「一兵卒」

...べったり書き(よご)した紙を一枚わたしながら言った...   べったり書き汚した紙を一枚わたしながら言ったの読み方
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」

...自分が悪臭と辱に足を突っこんだのか...   自分が悪臭と汚辱に足を突っこんだのかの読み方
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」

...足先で溝の中に蹴やると、水の中に、臓腑のはみ出た大きな腹だけが、ぽかりと浮き出して見えた...   足先で溝の中に蹴やると、汚い汚水の中に、臓腑のはみ出た大きな腹だけが、ぽかりと浮き出して見えたの読み方
豊島与志雄 「金魚」

...彼女は自分の(きたな)い室の中で...   彼女は自分の汚い室の中での読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...お前みたいにれてやしない...   お前みたいに汚れてやしないの読み方
豊島与志雄 「不肖の兄」

...僕の字はどんなになくったって僕には読める...   僕の字はどんなに汚なくったって僕には読めるの読み方
豊田三郎 「リラの手紙」

...この下宿へ落ちついたが、下宿から、中学の庭を透して見える、小い生垣の、傾いたような家が、夏目漱石氏の旧居で「猫」は、あすこで書いたんだよ、と、藤堂が説明してくれた...   この下宿へ落ちついたが、下宿から、中学の庭を透して見える、小汚い生垣の、傾いたような家が、夏目漱石氏の旧居で「猫」は、あすこで書いたんだよ、と、藤堂が説明してくれたの読み方
直木三十五 「死までを語る」

...すべての辱と冒涜...   すべての汚辱と冒涜の読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...ないところですけれど――」波野幸子は...   汚ないところですけれど――」波野幸子はの読み方
野村胡堂 「九つの鍵」

...黒い毛の方を抜いてしまう方がなくないなんぞと...   黒い毛の方を抜いてしまう方が汚なくないなんぞとの読み方
長谷川時雨 「渡りきらぬ橋」

...梯子段の上のれた地図です...   梯子段の上の汚れた地図ですの読み方
林芙美子 「放浪記(初出)」

...あのどこか穢(おわい)な感じのまじった一種特別な美しさになっています...   あのどこか汚穢な感じのまじった一種特別な美しさになっていますの読み方
久生十蘭 「ハムレット」

...その嗅煙草だらけのならしい鼻の先でさ...   その嗅煙草だらけの汚ならしい鼻の先でさの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」

...ない町を過ぎた後で...   汚ない町を過ぎた後での読み方
水上瀧太郎 「貝殼追放」

...彼らの隠退生活さえもが腐敗と濁に満ち満ちていること...   彼らの隠退生活さえもが腐敗と汚濁に満ち満ちていることの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...それも(よご)れて裂けたまま...   それも汚れて裂けたままの読み方
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」

「汚」の読みかた

「汚」の書き方・書き順

いろんなフォントで「汚」

「汚」の英語の意味

「汚なんとか」といえば?   「なんとか汚」の一覧  


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