...気長に待ってください...
...もう少し気長に考えてみます...
...彼は気長にたしなめるように話しました...
...良い結果が出るまで気長に取り組むつもりです...
...気長に生きることが大切だと思う...
...気長くフィルムに収め...
豊島与志雄 「好人物」
...そんなことを気長にやって...
豊島与志雄 「死因の疑問」
...自分の痕跡(こんせき)を学界に気長に深く刻みつづけていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「さあ、いらっしゃいよ、気長奥さん...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...気長な努力で一年間に知り得たすべてのことを...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...つとめて気長き態度を装い...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...気長にやってくれ」七年七月から建てかけて...
直木三十五 「死までを語る」
...気長に口説いたのだろう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...……すこし気長にかまえさえすれば...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...まず邪魔な惣領のお梅を砒霜(ひそう)の毒で気長に盛り殺し...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...夜叉も気長く守って樹下に眠る...
南方熊楠 「十二支考」
...気長な養生は只一つの恢復の道です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...これには牛か鳥のスープへ塩味をつけてお米から気長に煮ます...
村井弦斎 「食道楽」
...それを鰹節(かつぶし)の煎汁(だし)とお酒と醤油とで二時間ほど気長に弱火(とろび)で煮て三分位の輪切りにし出します...
村井弦斎 「食道楽」
...まじめな男の心というものは、匂宮などの風流男とは違っていて、気長に考えて、いずれはその人をこそ一生の妻とする女性であるが、あちらに愛情の生まれるまでは力ずくがましい結婚はしたくないと思い、故人の宮への情誼(じょうぎ)を重く考える点で女王(にょおう)の心が動いてくるようにと願っているのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...こんなにも思われるなら今まで気長な態度がとれなかったはずであるとも歎かれて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...わたしはそれを気長にそれとなく誘い出さねばならない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あとはとろ火で気長に煮あげる...
矢田津世子 「茶粥の記」
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