...彼は意気組のリーダーだ...
...失敗しても意気組の仲間たちは支え合って乗り越える...
...古い価値観にとらわれない、意気組の若者たちが注目されている...
...彼女は意気組に加わることによって人生観が変わった...
...大学生の時に結成した意気組が、今でも彼と絆を保っている...
...云わば彼の心もちは強敵との試合を目前に控えた拳闘家(けんとうか)の気組みと変りはない...
芥川龍之介 「お時儀」
...或は集めんとする気組みに倦怠(けんたい)を感じてしまふのである...
芥川龍之介 「続野人生計事」
...ただじゃ帰らないくらいな気組でしたから...
芥川龍之介 「妖婆」
...撲れのという気組だ...
泉鏡花 「海城発電」
...……出がけの意気組が意気組だから...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...勝利者の気組みで...
江戸川乱歩 「接吻」
...「今夜は一つお願いがあって参りました」そういう私の意気組みが平生(ふだん)と違っていたと見え...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...馬の腹と人の太股(ふともも)を打ち貫(ぬ)く気組みで……まだまだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...ただ一人でもそれを実行する意気組みを持っている...
中里介山 「大菩薩峠」
...記念にとどめたいほどの意気組みが...
中里介山 「大菩薩峠」
...遠藤主膳の気組に驚いたか...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...あの福屋一家には七度(ななたび)生れ変っても酬(むく)い切れないほどの怨みがある」「…………」その気組みの激しさに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...平次の気組には、唯ならぬものがあったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...とりわけ花柳界の気組(きぐみ)は華々しかった...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...逍遥先生は真(ま)っさきのお願いであったし、客間ではあり、言出すのに、ほかの方とは異った怖さ――在来の歌舞伎劇にものたりず、新しい気組で、興行ではやれない劇を――しかも、振事劇(ふりごとげき)をも研究的にやりたいということをどう言現(いいあらわ)してよいか、一番むずかしく言いにくく怖かった...
長谷川時雨 「古い暦」
...その頃互いに二十代であった両氏の意気組は非常なもので稽古もずいぶん猛烈であったが...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...こうした母国の意気組を...
夢野久作 「暗黒公使」
...伝え聞いた武者溜(むしゃだま)りの血気組(けっきぐみ)は...
吉川英治 「新書太閤記」
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