...「大きな声出すんじゃないの」女は姐御(あねご)気どりでたしなめた...
高見順 「いやな感じ」
...夫婦気どりの旅をずっとつづけてきたが...
高見順 「いやな感じ」
...そんな気どりなどは少しもなかったから……多くの女のする...
近松秋江 「黒髪」
...すつかり職工気どりであつた...
原民喜 「壊滅の序曲」
...すっかり職工気どりであった...
原民喜 「壊滅の序曲」
...気どり屋のおすまし...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...がちょうみたいに気どり屋さんになるわ...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...大当り/\去月末の計画で近く発表の死んだ『気どりや全集』や旧版丸抜の『思想善導全集』などという愚なものは『中途ヘコタレ全集』の仲間入りをしないにしても...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...妄想(もうそう)で源氏の恋人気どりになって待っていることは自分にできないと女は決めて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...なんらの見栄(みえ)も気どりも知らぬ少年少女の時に知った恋の今日まで続いて来た年月を数えてみては...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そこいらの気どり方とはまるでちがう...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...すっかり下世話の女房気どりになって...
吉川英治 「剣難女難」
...もう高位顕官を気どり込み...
吉川英治 「三国志」
...はやくも公卿大将気どりでいる忠顕のことばが...
吉川英治 「私本太平記」
...まるでもうそれは主権者気どりではないか...
吉川英治 「私本太平記」
...大人びた豪傑気どりを持っていたものでおざったが...
吉川英治 「親鸞」
...貴婦人気どりで歩道を行ったり来たりした...
吉行エイスケ 「女百貨店」
...この気どりやが、ふだんから癪(しゃく)に障(さわ)ってしようないのだ...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??