...草を分けると毬は沢山ちらばっている...
石川欣一 「可愛い山」
...』『さうだ、随分大きな毬だ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...ゴム毬(まり)のようにトントンと階段を下っていった...
海野十三 「地中魔」
...毬のようにポンポン弾みながら...
海野十三 「蠅男」
...毬の上に乗って、足でそれを転がしていくのです...
豊島与志雄 「金の目銀の目」
...与吉の御袋がどうも御気の毒さまと云ったぎりで毬はとうとう喜いちゃんの手に帰らなかった...
夏目漱石 「永日小品」
...「さあお敷き」と云ったが毬栗先生はかたくなったまま「へえ」と云って動かない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...袖(そで)の下から出来かかりの毬を出して見せた...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...三五郎は毬(まり)でも投げるやうに投げられてしまひました...
野口雨情 「子供に化けた狐」
...毬(まり)のように転げながら飛出します...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...手荒なことをするな」「ヘエ――」ガラッ八は弾みのついた毬(まり)のように飛んで行きました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...犯人は毬栗頭であったと語った花子の唇はいかにも愛らしく...
久生十蘭 「魔都」
...杣木片(そまこっぱ)すなわち斧で木を伐った切屑また松毬(まつかさ)を投げ付けると...
南方熊楠 「十二支考」
...また新産児の胞衣(えな)を混元毬など尊称して至宝となし...
南方熊楠 「十二支考」
...近いころの手毬はつくといって...
柳田国男 「母の手毬歌」
...はじめて生つた栗の毬昨日は一人で來て見たが昨日もやつぱり青い毬風がゆすれば落ちるよとママは私をだましたが風は立つても青い毬私の五つでまいた栗栗は今年で三年目なぜなぜ今日の青い毬梅は豊後梅...
横瀬夜雨 「五葉の松」
...かつての毬使(まりつか)い高毬(こうきゅう)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ポト――と何か毬(まり)でも落ちたような軽い音がした...
吉川英治 「新・水滸伝」
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