例文・使い方一覧でみる「毛繻子」の意味

...山吹色の毛繻子の着物が似合うね... 山吹色の毛繻子の着物が似合うねの読み方

...毛繻子の財布を買いたいけど、高価すぎる... 毛繻子の財布を買いたいけど、高価すぎるの読み方

...毛繻子の修復には専門的な知識が必要だ... 毛繻子の修復には専門的な知識が必要だの読み方

...毛繻子工芸品は、伝統技術が継承されている... 毛繻子工芸品は、伝統技術が継承されているの読み方

...毛繻子を巻いていたのは、あの有名な武士だったと聞いた... 毛繻子を巻いていたのは、あの有名な武士だったと聞いたの読み方

...すりきれた毛繻子（けじゅす）の帯の間に手を入れながら... すりきれた毛繻子の帯の間に手を入れながらの読み方
芥川龍之介「水の三日」

...黒い毛繻子（けじゅす）のカーテンを... 黒い毛繻子のカーテンをの読み方
海野十三「赤耀館事件の真相」

...黒い毛繻子張（けじゅすばり）で柄の太い大きなものだから... 黒い毛繻子張で柄の太い大きなものだからの読み方
竹久夢二「大きな蝙蝠傘」

...毛繻子（けじゅす）の蝙蝠傘（こうもりがさ）はさめて羊羮色（ようかんいろ）になっていた... 毛繻子の蝙蝠傘はさめて羊羮色になっていたの読み方
田山花袋「田舎教師」

...黒い毛繻子の前掛の膝をきちんと座って... 黒い毛繻子の前掛の膝をきちんと座っての読み方
徳冨健次郎「みみずのたはこと」

...毛繻子（けじゅす）の襟（えり）がかゝった滝縞（たきじま）の綿入（わたいれ）なぞ着て居る... 毛繻子の襟がかゝった滝縞の綿入なぞ着て居るの読み方
徳冨健次郎「みみずのたはこと」

...毛繻子のくけ紐は白粉の上にくっきりと強い太い線を描いて居る... 毛繻子のくけ紐は白粉の上にくっきりと強い太い線を描いて居るの読み方
長塚節「太十と其犬」

...おつたは稍（やゝ）褐色（ちやいろ）に腿（さ）めた毛繻子（けじゆす）の洋傘（かうもり）を肩（かた）に打（ぶ）つ掛（か）けた儘（まゝ）其處（そこ）らに零（こぼ）れた蕎麥（そば）の種子（み）を蹂（ふ）まぬ樣（やう）に注意（ちうい）しつゝ勘次（かんじ）の横手（よこて）へ立（た）ち止（どま）つた... おつたは稍褐色に腿めた毛繻子の洋傘を肩に打つ掛けた儘其處らに零れた蕎麥の種子を蹂まぬ樣に注意しつゝ勘次の横手へ立ち止つたの読み方
長塚節「土」

...ズックの革鞄と毛繻子（けじゅす）の蝙蝠傘（こうもり）を提げてるからだろう... ズックの革鞄と毛繻子の蝙蝠傘を提げてるからだろうの読み方
夏目漱石「坊っちゃん」

...重そうな毛繻子（けじゅす）であった事にまで気が付いていた... 重そうな毛繻子であった事にまで気が付いていたの読み方
夏目漱石「道草」

...重たそうに毛繻子（けじゅす）の洋傘（こうもり）をさして... 重たそうに毛繻子の洋傘をさしての読み方
夏目漱石「道草」

...ほんに御門の前を通る事はありとも木綿着物に毛繻子（けじゆす）の洋傘（かふもり）さした時には見す見すお二階の簾（すだれ）を見ながら... ほんに御門の前を通る事はありとも木綿着物に毛繻子の洋傘さした時には見す見すお二階の簾を見ながらの読み方
樋口一葉「十三夜」

...ほんに御門の前を通る事はありとも木綿着物に毛繻子の洋傘（かうもり）さした時には見す／＼お二階の簾を見ながら... ほんに御門の前を通る事はありとも木綿着物に毛繻子の洋傘さした時には見す／＼お二階の簾を見ながらの読み方
樋口一葉「十三夜」

...その中に目立ちたる毛繻子（けじゅす）のはでなる毛蒲団一枚... その中に目立ちたる毛繻子のはでなる毛蒲団一枚の読み方
正岡子規「病牀六尺」

...黒毛繻子の袋を袖口にはめ... 黒毛繻子の袋を袖口にはめの読み方
「一本の花」

...毛繻子張のこの傘と... 毛繻子張のこの傘との読み方
森鴎外「雁」

...清子は姑の不用になった毛繻子の帯をもらって... 清子は姑の不用になった毛繻子の帯をもらっての読み方
矢田津世子「茶粥の記」

...太巻毛繻子の洋傘を杖にして... 太巻毛繻子の洋傘を杖にしての読み方
山本笑月「明治世相百話」

「毛繻子」の読みかた

「毛繻子」の書き方・書き順