例文・使い方一覧でみる「殊のほか」の意味


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...将軍家に於いては殊のほかお喜びなされて...   将軍家に於いては殊のほかお喜びなされての読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...御叡慮殊のほか御歎息の由を申伝へしめあそばしましたさうで...   御叡慮殊のほか御歎息の由を申伝へしめあそばしましたさうでの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...芭蕉は殊のほかこの湖國の風景を愛(め)でて...   芭蕉は殊のほかこの湖國の風景を愛でての読み方
近松秋江 「湖光島影」

...二私の生れる時には母は殊のほかの難産で...   二私の生れる時には母は殊のほかの難産での読み方
中勘助 「銀の匙」

...マニーロフは殊のほか満足らしく...   マニーロフは殊のほか満足らしくの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」

...殊のほか無気になつて話し合ふことすらあつた...   殊のほか無気になつて話し合ふことすらあつたの読み方
牧野信一 「環魚洞風景」

...冬に至るとその太き長き葉柄が殊のほか紅色を呈して美わしくなる...   冬に至るとその太き長き葉柄が殊のほか紅色を呈して美わしくなるの読み方
牧野富太郎 「植物一日一題」

...お貰い物が殊のほか好きで...   お貰い物が殊のほか好きでの読み方
矢田津世子 「鴻ノ巣女房」

...事変になってからは事務が殊のほか輻輳して...   事変になってからは事務が殊のほか輻輳しての読み方
矢田津世子 「茶粥の記」

...殊のほかな幸いだがと...   殊のほかな幸いだがとの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...叡覧(えいらん)あって龍顔(りゅうがん)殊のほか御うるわしく...   叡覧あって龍顔殊のほか御うるわしくの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...一室にやすんでいた柴田勝豊は殊のほか驚いて...   一室にやすんでいた柴田勝豊は殊のほか驚いての読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...したが、殊のほか、見事な相手の振りに、今も忘れずにおりますわえ」すると最前から聞き入っていた亭主の荻野河内が、「近頃、めずらしいお話を承(うけたまわ)った...   したが、殊のほか、見事な相手の振りに、今も忘れずにおりますわえ」すると最前から聞き入っていた亭主の荻野河内が、「近頃、めずらしいお話を承ったの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...その折、祖父の石舟斎が、加藤清正に、「兵庫儀は、殊のほか、短慮者でござれば、いかような落度(おちど)があろうとも、死罪三度までは、おゆるしありたい」と、頼んで約束したという...   その折、祖父の石舟斎が、加藤清正に、「兵庫儀は、殊のほか、短慮者でござれば、いかような落度があろうとも、死罪三度までは、おゆるしありたい」と、頼んで約束したというの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

...お覚えも殊のほか良いとか...   お覚えも殊のほか良いとかの読み方
吉川英治 「茶漬三略」

...殊のほか短慮者ゆえ...   殊のほか短慮者ゆえの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...――いつぞやも、わしはこれを自慢に持って、寺社奉行の山寺源太夫様のところへ行き、お見せしたところ、殊のほか、お褒(ほ)めに預かった...   ――いつぞやも、わしはこれを自慢に持って、寺社奉行の山寺源太夫様のところへ行き、お見せしたところ、殊のほか、お褒めに預かったの読み方
吉川英治 「山浦清麿」

...殊のほか珍重されるのである...   殊のほか珍重されるのであるの読み方
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」

「殊のほか」の読みかた

「殊のほか」の書き方・書き順

いろんなフォントで「殊のほか」


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