...此度の問題の根本的要因は何か考えてみよう...
...此度の地震で全土にわたる被害が出ました...
...此度の新月は星見には最高の条件だ...
...此度のオンライン授業で、柳暗花明の課題で頑張ります...
...処が此度「痴人の懺悔」をよみましたら...
伊藤野枝 「私信」
...式が終つて町子たちのサアクルでは此度のその英語の教師についての噂で持ちきつてゐた...
伊藤野枝 「惑ひ」
...そこで其(そ)の人(ひと)が非(ひ)を悟(さと)つて改革(かいかく)を圖(はか)れば此度(こんど)は暮(くら)しを立(た)て直(なほ)して自分(じぶん)の支出(ししゆつ)を何割(なんわり)か減(げん)じて...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...此度もリネツトは獨り離れて席に着いた(sat by herself)...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...此度のは本気であるということが分った...
豊島与志雄 「神棚」
...持ち上げて此度は目が眩むような速度で私を深い所へ落そうとしている...
豊島与志雄 「蠱惑」
...で此度は、はっきり俺の腑におちるように、お前の考えをきかしてくれないか...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...此度のことを話しても差支えなさそうだった...
豊島与志雄 「反抗」
...此度は自分の方から微笑みかけて...
豊島与志雄 「人の国」
...此度は代数の問題を尋ねてみた...
豊島与志雄 「変な男」
...此度(こんど)はわたくしの方が空の方へでも顔を外向(そむ)けたくなった...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...しかし小生としては此度の社の変遷にも何か重大な責任の一部分がありそうな気がしてたまらないからその何れにも関せず...
中里介山 「生前身後の事」
...亭主といふ奴はどんな奴か知つてるかい」客も此度は釣り込まれたらしい...
長塚節 「おふさ」
...僕は矢張り氣になるから此の先きどうして行く積りだと此度は穩かに聞いた...
長塚節 「開業醫」
...猶此度新聞の餘白を借り傳へたるを機とし思ふ樣愚考も述べたく...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...此度此通頭を円めましたから...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...己が此度の旅立の事...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
...此度も予等と行を共にせられる予定であつたが...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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