...愛の感激……正しくいうとこの外に私の生命はない...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...そうしておもしろいことには太陽の距離の方はほとんど正しく八〇四〇〇万スタディア(一三四六六六〇〇〇キロメートルに当る...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...どのやうに慎重に正しくいつくしんで居られたか...
太宰治 「右大臣実朝」
...人を正しく判断するには...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...正しくかくも馬の前...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...物事の判断が正しくつかなくなることがあるものだ...
新美南吉 「おじいさんのランプ」
...あるいは少なくとも規則正しく上昇の経過をたどるとかしてもらいたかったのです...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...誰がこの困難無比の時代に労働者の利益のために最も正しい道を選んだか―――壁に頭を打ちあてるようなこの時代にその一つの例をおれは示そう―――確かに正しく!古味峯次郎君彼は鋼の中から打ち出され...
槇村浩 「同志古味峯次郎」
...私の考え方が正しくなかったというよりもむしろ...
三木清 「語られざる哲学」
...いまプラグマティズムの意味を正しく評價するために...
三木清 「認識論」
...正しくその幅を識別する眼はないのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ここにモンテーニュのエピキュリスムが正しく理解される...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それは物事をいつも正しく判断して誤らないように仕込まれている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...陸中国胆沢(いさわ)郡衣川村増沢と正しくは呼ぶ...
柳宗悦 「陸中雑記」
...吾人の批評は正しく他人を画かんと欲する耳(のみ)...
山路愛山 「明治文学史」
...此の如き闇黒の大光明をかくも正しく現世目前に見るを得たのは...
横瀬夜雨 「花守」
...正しく、こんどのものは、謙信の腹の底から出た声である...
吉川英治 「上杉謙信」
...正しくて大きな戦争が...
吉川英治 「新書太閤記」
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