...止まればとて遲るゝにもあらず...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...止まれば同時に止まり...
井上円了 「おばけの正体」
...今たゞ「愛」は殘りゐてふみ止まれる獨住(ひとりずみ)...
ダンテ・アリギエリ Dante Alighieri 上田敏訳 「よそ人のあざむが如く」
...予想では相手が急に曲がって止まれずにわたくしの前を通り過ぎるはずだったのですが...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「自転車乗りの影」
...だからといつて五年も十年も一種類の型に止まれるものではなく...
豊田喜一郎 「プレスの操作に手工業を加味」
...世子は渋々ながら止まれた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...旗を振って「止まれ...
直木三十五 「近藤勇と科学」
...でも小生の止むに止まれぬ願を更めてお胸にお止め下さいまし...
中里介山 「生前身後の事」
...もし輸入が止まれば...
中谷宇吉郎 「北国の春」
...如何せん止むに止まれぬ...
新渡戸稲造 「自由の真髄」
...行幸あらんとすれば「止まれ」と言い...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...随分金持(かねもち)になる事も出来るから止まれと懇(ねんごろ)に説いたのは...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...驢ども発明自覚して谷に出会いて止まれの号令を聞くごとに...
南方熊楠 「十二支考」
...管見の小世態を寫すに止まれど...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...止むに止まれない切ない気持から...
夢野久作 「二重心臓」
...彼が『帰れ』といえば帰り『止まれ』といえば車の蓋(おい)や廂(ひさし)に止まった...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...止まれ止まれと声を嗄(か)らしているのは旅川周馬...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...止めるに止まれないもののように...
吉川英治 「松のや露八」
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