...斯くても尚詩といはるべき歟(か)...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...斯ういふ国柄では婦人に近づくのは極(ごく)優柔な意気地無し歟(か)...
内田魯庵 「犬物語」
...第一にかれを本国へ返さるる事は上策也(此事難きに似て易き歟(か))第二にかれを囚となしてたすけ置るる事は中策也(此事易きに似て尤(もっとも)難し)第三にかれを誅(ちゅう)せらるる事は下策也(此事易くして易かるべし)将軍は中策を採って...
太宰治 「地球図」
...舞妓常盤(ときわ)の後身ではなかったのであろう歟...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
......
春のやおぼろ 「怪談牡丹灯籠」
...十六年を以て國會開設の議を奏請せむとしたりき是れ國會に依りて藩閥を控制するの意より出でたるに非りし歟其計畫未だ成らざるに破れて...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...または神隠しにでも遇(あ)ひ候歟...
永井荷風 「榎物語」
...於今者定難被默止歟...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...阿黨射返彼箭歟云々...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...文学は四書五経(ししょごきょう)歟(か)...
福沢諭吉 「旧藩情」
...なかんずく役人の旅費ならびに藩士一般に無利足(むりそく)拝借金歟(か)...
福沢諭吉 「旧藩情」
...剣術の巧拙(こうせつ)を争わん歟(か)...
福沢諭吉 「旧藩情」
...唯暫(しばらく)代レ酒当レ茶而已歟(のみか)...
穂積陳重 「法窓夜話」
...我ニ自由ヲ与フル歟(か)...
穂積陳重 「法窓夜話」
...有何等者歟...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...別而尊君様御方々御愁傷之程如何計歟御察し奉申上候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...或は方言歟...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...御ことわり可申歟(まうすべきか)とも存候へども...
森鴎外 「栗山大膳」
便利!手書き漢字入力検索