「樫」の意味
堅い木
小説での「樫」の使い方
...扱帯を解いて沼の側の樫の幹へ縛りつけ...
谷崎潤一郎 「少年」
...水車が樫の木を呼びかけたのであった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...それに樫(かし)の頑丈な箱の目方を加へると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...茶店の老爺(おやじ)の口から出たことだ」樫谷三七郎は舌鼓(したつづみ)でも打ちたい様子でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二階に据えた樫(かし)の大唐櫃から取り出した桐の手筐の中には...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...すると白壁の土蔵が現れて樫の木の頭だけを空に残した...
原民喜 「潮干狩」
...門は樫材で出来てゐた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...止まったところは石壁(かべ)に開いた頑丈な樫(かし)扉の前だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...モリイシャはエクタの族のエクタの砦そとの山地の森にあるうつろの樫の樹まで出かけて行った...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「精」
...幼芽の中は樫でさえ好くしなう...
松永延造 「職工と微笑」
...若々しい樫(かし)の樹かげをうけて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あの辺に大工のカンナに使う樫(かし)の木のごとき...
柳田國男 「地名の研究」
...十樫は浪人するときに貰った五十両を...
山本周五郎 「さぶ」
...このあいだに十樫の病気がいちじ軽快し...
山本周五郎 「さぶ」
...声を呑んだ緊張の裡に樫尾大尉は改めて繃帯をした頭を下げると...
夢野久作 「暗黒公使」
...第一ハドルスキーが樫尾大尉という事は...
夢野久作 「暗黒公使」
...自分達の住居(すまい)はこの間山奥の岩の間に立てかけた樫の丸太の中程にある小さな小さな虫の穴でした...
夢野久作 「虫の生命」
...樫井と西村もすぐとび降りた...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
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