...権能を持った人が決定を下す...
...彼は政治的な権能を持っている...
...その判断は彼女の権能外だ...
...権能を集中させることで、問題解決が図れる...
...組織内での権能分散が重要視される傾向がある...
...戸籍を変える権能を持っているために...
ギィ・ドゥ・モオパッサン Guy de Maupassant 秋田滋訳 「狂人日記」
...閣下の権能を最も適当に行使せられる事を確信して居ります...
芥川龍之介 「二つの手紙」
...私立探偵の権能を揮(ふる)われては困りますね...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...単に議会権能の抑制だけではなく遂に可なり極端な言論抑止と言論統制とを結果した...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...常識(健全な人間的悟性)のこうした権能は...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...道徳その者を以て個人の権能を満足せしむるものと思惟せる人々を指さして言へるものと解するを得べからざるか...
登張竹風 「美的生活論とニイチエ」
...其の権能は絶対にして無限なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...都会人士の権能であると考へた...
夏目漱石 「それから」
...外国の大使や公使を接待する権能を有している...
蜷川新 「天皇」
...虐殺する権能を与えられた神託者が...
久生十蘭 「ノア」
...人臣には何一つ変更する権能は授けてないのだと云われた...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...神に祭り上げる権能をお持ちなのですか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その総本家(そうほんけ)の権能はひじょうに古くからのもので...
柳田国男 「母の手毬歌」
...目に見えて女の権能の殺(そ)がれている家と...
柳田国男 「木綿以前の事」
...この権能を最も巧妙に利用する家刀自が...
柳田国男 「木綿以前の事」
...どうしてそんな権能(けんのう)があるのか」命令の不当をこう鳴らす者は...
吉川英治 「新書太閤記」
...武蔵を処分する権能はすでにないのだ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...この権能が銀行会社の手中にある場合よりも政府の手中にある場合の方がより濫用されやすい...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
便利!手書き漢字入力検索