...又腿(もも)に弾丸を受けた樊阿七(はんあしち)と言う副頭目を肩に蘆林譚(ろりんたん)を泳ぎ越した話...
芥川龍之介 「湖南の扇」
...樊どのも、あの女房に逢われなかったら、どうして発心なさることが出来ましたか、いずれも/\色こそ変れ思いも寄らないはずみから道心を催すのです、あながちに悪をも嫌ってはなりませぬ、悪は善の裏なのです、恋をも厭ってはなりませぬ、恋は心の細かいところから起るのです、かの一大事は心の細かい人でなければ思い立つことは叶いませぬ、と、そう云って語り合うのであった...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...樊稠(はんちゅう)などという錚々(そうそう)たる人々がいた...
吉川英治 「三国志」
...そちはまさに当世の樊(はんかい)だ...
吉川英治 「三国志」
...軍師(ぐんし)の鞭(むち)一樊城(はんじょう)へ逃げ帰った残兵は...
吉川英治 「三国志」
...やむなく、彼も参加して、総勢二万五千――先の呂曠、呂翔の勢より五倍する兵力をもって、樊城を発した...
吉川英治 「三国志」
...そして樊城まで、一散に逃げてくると、城の門扉(もんぴ)を八文字に開いて、「敗将曹仁、いざ入り給え...
吉川英治 「三国志」
...老幼男女ことごとく民のすべてを引き連れて樊城へ移ってしまいました...
吉川英治 「三国志」
...馬けむりをあげて樊城(はんじょう)城外から追いかけてきた...
吉川英治 「三国志」
...いま足下を得たことを衷心からよろこぶ」といって――江陵の太守樊城侯(はんじょうこう)に封じた...
吉川英治 「三国志」
...樊口(はんこう)の望台へ移ろうとした...
吉川英治 「三国志」
...樊川(はんせん)へ向って立つからには...
吉川英治 「三国志」
...一路樊川(はんせん)へ猛進した...
吉川英治 「三国志」
...関平(かんぺい)一樊城(はんじょう)の包囲は完成した...
吉川英治 「三国志」
...樊城を衝(つ)け...
吉川英治 「三国志」
...一挙に樊城(はんじょう)の味方と連絡をとげてはどんなものでしょう」徳から于禁へこう献策をしてみたが...
吉川英治 「三国志」
...樊城の搦手(からめて)で...
吉川英治 「三国志」
...樊瑞(はんずい)――あだ名を(混世(こんせい)魔王)李袞(りこん)――あだ名を(飛天大聖(たいせい))項充(こうじゅう)――あだ名を(八臂那(はっぴなだ))という者たちで...
吉川英治 「新・水滸伝」
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