...水際(みずぎわ)の柳や槐(えんじゅ)の陰に...
芥川龍之介 「奇遇」
...それから――蠅を十一匹殺した!十三 北京甍(いらか)の黄色い紫禁城を繞った合歓(ねむ)や槐(えんじゅ)の大森林...
芥川龍之介 「雑信一束」
...桜や槐の梢(こずゑ)にはまだ疎(まばら)に残葉(ざんえふ)があつても...
芥川龍之介 「雑筆」
...三雍家花園(ようかかえん)の槐(えんじゅ)や柳は...
芥川龍之介 「母」
...一同槐(えんじゅ)の根を立囲(たちかこ)んだ...
泉鏡花 「雨ばけ」
...楠槐(なんかい)の幹も根もそのまま大巌に化したようなのが々と立聳(たちそび)えて...
泉鏡花 「遺稿」
...」すらだにも金槐集(きんかいしゅう)をお読みのひとは知って居られるだろうが...
太宰治 「もの思う葦」
...槐位に列することわずかに一か月余で辞し...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...宇田川槐園(かいえん)等継起(けいき)し...
福沢諭吉 「慶応義塾の記」
...その夜木槐(きくれ)に自分の衣を著(き)せ臥内(ねや)に入れ...
南方熊楠 「十二支考」
...これは槐庵をして蘭軒の報復を促さしめようとしたのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...今川槐庵及蘭軒が来り集つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...槐花滿地(くわいくわちにみつ)...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...槐南先生も大変同情して...
柳田国男 「故郷七十年」
...次には亜槐(あくわい)集といふ歌の巻にも...
柳田國男 「信濃桜の話」
...いまの一首は金槐集にある名だかい歌です...
山本周五郎 「菊屋敷」
...……江(え)の畔(ほとり)には柳や槐(えんじゅ)のみどりが煙るようだし...
吉川英治 「新・水滸伝」
...いいつけたことを」「覚えております」「御城内の西の丸裏御門の内――そこにある巨(おお)きな槐(えんじゅ)の樹の下だぞ」「鉄砲のことで?」「そうだ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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