...こう云うお伽噺(とぎばなし)を読んで貰(もら)うことの楽しみだったのは勿論である...
芥川龍之介 「少年」
...おまえの若さを楽しみなさい!」しかし...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「モミの木」
...これなら楽しみが多いことであろう...
寺田寅彦 「ゴルフ随行記」
...子供の育って行くのを楽しみに...
徳田秋声 「爛」
...彼の部屋の唯一の楽しみでもあり...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...意地悪な楽しみを味わった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...身の毛のよだつような楽しみである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...家庭の楽しみがあるじゃなし...
夏目漱石 「三四郎」
...世にも有難い心掛けの男で年中善根を施すのを楽しみにしている人間だったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一と晩泊って来るのを楽しみにしているんです」「なぜ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...自由時間を楽しみにしてよいことをしたいものです...
羽仁もと子 「女中訓」
...娘は父と一緒に楽しみ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...お忙(せわ)しくば又の日を楽しみに...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...いつまでも自分たちばかりでのんきな世の中を楽しみおうせていたうちに...
柳田国男 「雪国の春」
...古い本をお探しになるのが何よりのお楽しみだそうですね...
夢野久作 「悪魔祈祷書」
...世界一の探偵劇スターとして売出す事以外に楽しみはなかったらしいのだ」「ヘエ...
夢野久作 「二重心臓」
...どこか湿った楽しみに耽っている眼差しである...
横光利一 「旅愁」
...無上の楽しみである...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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