...私の方でも心楽しくこれを店頭に出すことが出来るのである...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...楽しく三途(さんず)の川原ででも...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...楽しく蹈(ふ)んだことがあるのだ...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...眼ざめ楽しく、空青く、草木青く、風快く...
種田山頭火 「旅日記」
...三時間ぐらいずつも楽しく遊びふけるのだった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...彼女のうちで楽しく交り合った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...心から楽しく読耽(よみふけ)るのである...
中島敦 「光と風と夢」
...あるいは極楽に連れられて楽しく遊んだりする夢を見...
新渡戸稲造 「自警録」
...いつも楽しく 遊びたければ姉と妹と 仲よくなされと...
野口雨情 「仲のわるい姉妹」
...余りに楽しくて打ち明けられず...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...一層自分達の教会を誇り度い心持ちで楽しく帰路に就く...
牧逸馬 「双面獣」
...しかもその厳しさを緩和し生活をいくらかもっと楽しくする便宜を自ら備えるの智恵を有たない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...今日はすっかり落付いて楽しく机に向って居ります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...生きながらえて楽しく住むには...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...一にかかって幸福に楽しく一生を暮すことにあるのだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...より自由に・より楽しく・享楽する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あらたまった気持でしかも楽しく食べていたのである...
柳田国男 「母の手毬歌」
...身を灼(や)くように楽しく...
山本周五郎 「寒橋」
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