...極まれり矣(い)」と嘆じている...
芥川龍之介 「伝吉の敵打ち」
...狂態も是(ここ)に至りて極まれり...
石井研堂 「東京市騒擾中の釣」
...ナント迷信の害はここに至りて極まれりといわなければなりますまい...
井上円了 「おばけの正体」
...実に極まれりというべきだ」どうやら検事も...
海野十三 「蠅男」
...金華山の奇觀こゝに至りて極まれり...
大町桂月 「金華山」
...濃情極まれりですな...
久生十蘭 「金狼」
...人生の淙々茫々なる美麗と果敢なき夢の深潭こゝに極まれり...
牧野信一 「坂口安吾君の『黒谷村』を読む」
...ここに至れば極まれりというべしである...
正岡容 「我が圓朝研究」
...名所の歌を詠むに至りては乱暴もまた極まれり...
正岡子規 「人々に答ふ」
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