...処々にその力なき枝椏(しあ)を横たえ...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...椏(みつまた)や山桐や桑や...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...春季雜咏淡雪の楢の林に散りくれば松雀が聲は寒しこの日は筑波嶺に雪は降れども枯菊の刈らず殘れるしたもえに出づ淺茅生の茅生の朝霜おきゆるみ蓬はもえぬ茅生の淺茅に枝毎に三また成せる三椏(みつまた)の蕾をみれば蜂の巣の如春雨のふりの催ひに淺緑染めいでし桑の藁解き放つ海底問答二月八日の眞夜中より九月にかけて旅順の沖に砲火熾に交れば...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...丈夫な三椏紙(みつまたがみ)で...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...車輻の様に枝椏を張り傘蓋の如く大形の緑葉を着け...
牧野富太郎 「風に飜へる梧桐の実」
...その幹は横斜屈曲して枝椏を分ち葉を着け繁っている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...枝椏縦横に交錯する梅花林の間を卜して小高台を仮設しこれに登り前後左右雪白の麗花...
牧野富太郎 「植物記」
...その理由はフレザーの大著『金椏篇(ゴルズン・バウ)』に譲り...
南方熊楠 「十二支考」
...蜥蜴と現ずと信ず(フレザー『金椏篇(ゴルズン・バウ)』初版一巻一二六頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...フレザーの『金椏篇』初板三章に...
南方熊楠 「十二支考」
...フレザー『金椏篇』初板三章...
南方熊楠 「十二支考」
...三椏(みつまた)の花が咲き...
三好達治 「測量船」
...大体紙料には雁皮と楮と三椏(みつまた)とがありますが...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...私が最も感心したのは上質の純三椏糸で繻子風に織り出した一種である...
柳宗悦 「和紙十年」
...官女のやうに典雅な「三椏」も...
柳宗悦 「和紙の教へ」
...雁皮(がんぴ)と楮(かうぞ)と三椏(みつまた)と...
柳宗悦 「和紙の美」
...之に比べ三椏は紙境を柔らげる女性である...
柳宗悦 「和紙の美」
...三椏なくば紙は風情を減ずるであらう...
柳宗悦 「和紙の美」
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