「棚」の意味
物を置く台
小説での「棚」の使い方
...黒煙東方に棚曳て閃電縱横に放射し...
石川成章 「櫻島噴火の概況」
...毎朝神棚に向つて祈念することは實に十年一日の如しであつた...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...尼棚はこの沖にありとの事なるが...
大町桂月 「足柄の山水」
...そして誰にも気づかれないやうにこつそり戸棚から皿を一枚もち出して...
薄田泣菫 「茶話」
...別段戸棚に潜(もぐ)るわけでもなければ...
橘外男 「雷嫌いの話」
...大きなテーブルが一つと、いくつかの小さな椅子(いす)、戸棚(とだな)、炊事場(すいじば)……...
豊島与志雄 「街の少年」
...書棚は壁に片寄せて...
夏目漱石 「虞美人草」
...すると婆さんは後(うし)ろの戸棚を指(さ)して...
夏目漱石 「坑夫」
...小(ち)さい蒲団(ふとん)と小さい枕がやがて宵子のために戸棚(とだな)から取り出された...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...丁寧に棚の上に置くはずはない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...おじさまの御秘蔵であったシャボテンのこちゃこちゃした小さい鉢はやっぱり棚の上や庭にあります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...」小笠原長昌は前年九月十四日に陸奥国棚倉より徙(うつ)された...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...このまま戸棚の外に出たならば...
夢野久作 「白髪小僧」
...又その先に並んだ数層の硝子戸棚の中に陳列して在るものは……――並外れて巨大な脳髄と...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...向うの棚の端まで行ったが...
夢野久作 「一足お先に」
...納戸(なんど)の御書類棚へちゃんと納めに行くのでございますでな」「でも...
吉川英治 「私本太平記」
...そこには、京織の上等な呉服ものが、棚に並んでいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...ドアーの奥には小さい棚があって...
蘭郁二郎 「白金神経の少女」
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