...棚に飼つた麝香猫(じゃこうねこ)の強い薫(かおり)が芬(ぷん)とする……同(おなじ)やうに吹通(ふきとお)しの...
泉鏡花 「印度更紗」
...僕の本棚(ほんだな)の本は...
太宰治 「斜陽」
...……(インキ壺(つぼ)を取って戸棚の前へ行き...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...自分のことを棚へあげて時々知ったか振りの批評がましいことをやるがはなはだヘソ茶でもあり...
辻潤 「ふもれすく」
...右へ廻れば藤棚の下に「御子供衆への御土産一銭から御座ります」と声々に叫ぶ玩具売(おもちゃう)りの女の子...
寺田寅彦 「半日ある記」
...その書物には洋式の書物が特にめだっているのみならず、書棚の隅や、本箱の上、また別に棚を作って、見慣れないさまざまの武器の実物と模型とが、無数に陳列されてあります...
中里介山 「大菩薩峠」
...そして棚から大きい地図をとり出してきて...
中谷宇吉郎 「アラスカ通信」
...真夏には糸瓜(へちま)棚が出来て...
額田六福 「解説 趣味を通じての先生」
...自分が相手にされない事などは棚(たな)にあげて口惜しがるのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...自分の棚(たな)から...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...葡萄棚の下のしたたる朝露のもとに...
原民喜 「鎮魂歌」
...彼の部屋の壁に固定された棚には彼の家事用の銀器がいっぱい置かれていた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...化粧机のあったところに食器棚をすえ...
久生十蘭 「あなたも私も」
...それから代る代る神棚の下に座つて...
牧野信一 「熱海へ」
...戸棚の奥から立派な風呂敷に包んだ箱が出て来ました...
牧野信一 「首相の思出」
...室(へや)の一方に輝き並んでいる螺鈿(らでん)の茶棚...
夢野久作 「一足お先に」
...仏壇や神棚に灯明も上げられた明るく変った家の中で...
横光利一 「旅愁」
...すぐ決心をきめて蒼みどろの臭(におい)のする藤棚の下を離れ...
蘭郁二郎 「魔像」
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