例文・使い方一覧でみる「梵」の意味


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...鐘(ぼんしょう)の音を園は好んで聞いた...   梵鐘の音を園は好んで聞いたの読み方
有島武郎 「星座」

...二十年前までは椿岳の旧廬(きゅうろ)たる雲庵の画房の戸棚の隅には椿岳の遺作が薦縄搦(こもなわから)げとなっていた...   二十年前までは椿岳の旧廬たる梵雲庵の画房の戸棚の隅には椿岳の遺作が薦縄搦げとなっていたの読み方
内田魯庵 「淡島椿岳」

...語でいえば、ダーナで、あの檀那(だんな)さま、といった時のその「檀那(だんな)」です...   梵語でいえば、ダーナで、あの檀那さま、といった時のその「檀那」ですの読み方
高神覚昇 「般若心経講義」

...これはたいへん古い薬で、私ども子供のころ、腹痛の時には、よくこの薬を服(の)まされたものですが、これはくわしくはダラニスケ(陀羅尼助)で、この薬は万病によく利(き)くという所から、語の陀羅尼を、そのままそっくり「薬の名」としたのだろうと思います...   これはたいへん古い薬で、私ども子供のころ、腹痛の時には、よくこの薬を服まされたものですが、これはくわしくはダラニスケで、この薬は万病によく利くという所から、梵語の陀羅尼を、そのままそっくり「薬の名」としたのだろうと思いますの読み方
高神覚昇 「般若心経講義」

...「キサライ」というのは語でそのまま「木の芽立ち」という語であります...   「キサライ」というのは梵語でそのまま「木の芽立ち」という語でありますの読み方
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」

...音(ぼんおん)というか...   梵音というかの読み方
中島敦 「悟浄出世」

...(一)名義の事虎(ぼん)名ヴィヤグラ...   名義の事虎梵名ヴィヤグラの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...また鮫(ふか)類にもその形竜蛇に似たるが多く、これも海中に竜ありてふ信念を増し進めた事疑いなし、名マカラ、内典に摩竭魚と訳す、その餌を捉(と)るに黠智(かつち)神のごとき故アフリカや太平洋諸島で殊に崇拝し、熊野の古老は夷神はその実鮫を祀りて鰹(かつお)等を浜へ追い来るを祈るに基づくと言い、オランラウト人は鮫とを兄弟とす、予の鮫崇拝論は近い内『人類学雑誌』へ出すが、少分(すこし)は六年前七月の同誌に載せた「本邦における動物崇拝」なる拙文に書き置いたからそれに譲るとして、竜と鮫の関係につきここに述ぶるは、上に言うた通りわが邦でタツというはもと竜巻を指した名らしく外国思想入りて後こそ『書紀』二十六、斉明(さいめい)天皇元年〈五月(さつき)の庚午(かのえうま)の朔(ついたちのひ)、空中(おおぞらのなか)にして竜に乗れる者あり、貌(かたち)唐人(もろこしびと)に似たり、青き油(あぶらぎぬ)の笠を着て云々〉など出でたれ、神代には支那の竜と同じものはなかったらしい、『書紀』二に豊玉姫(とよたまひめ)産む時夫彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと)約に負(そむ)き覘(うかが)いたもうと豊玉姫産にあたり竜に化(な)りあったと記されたが、異伝を挙げて〈時に豊玉姫八尋(やひろ)の大熊鰐(わに)に化為(な)りて、匍匐(は)い逶(もごよ)う...   また鮫類にもその形竜蛇に似たるが多く、これも海中に竜ありてふ信念を増し進めた事疑いなし、梵名マカラ、内典に摩竭魚と訳す、その餌を捉るに黠智神のごとき故アフリカや太平洋諸島で殊に崇拝し、熊野の古老は夷神はその実鮫を祀りて鰹等を浜へ追い来るを祈るに基づくと言い、オランラウト人は鮫とを兄弟とす、予の鮫崇拝論は近い内『人類学雑誌』へ出すが、少分は六年前七月の同誌に載せた「本邦における動物崇拝」なる拙文に書き置いたからそれに譲るとして、竜と鮫の関係につきここに述ぶるは、上に言うた通りわが邦でタツというはもと竜巻を指した名らしく外国思想入りて後こそ『書紀』二十六、斉明天皇元年〈五月の庚午の朔、空中にして竜に乗れる者あり、貌唐人に似たり、青き油の笠を着て云々〉など出でたれ、神代には支那の竜と同じものはなかったらしい、『書紀』二に豊玉姫産む時夫彦火々出見尊約に負き覘いたもうと豊玉姫産にあたり竜に化りあったと記されたが、異伝を挙げて〈時に豊玉姫八尋の大熊鰐に化為りて、匍匐い逶うの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...暫くして施王また兵を起して長生王を伐ち敗り...   暫くして梵施王また兵を起して長生王を伐ち敗りの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...王懼れて諸志・太史・相師を集めこの事を諮(はから)う...   王懼れて諸梵志・太史・相師を集めこの事を諮うの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...おときは昼間妻にしつっこく悩まされる事を訴えるのであった...   おときは昼間梵妻にしつっこく悩まされる事を訴えるのであったの読み方
水上滝太郎 「果樹」

...うけこたえばかりしているおときもひそかに自分の夫をほこる心持をまじえて妻に話した...   うけこたえばかりしているおときもひそかに自分の夫をほこる心持をまじえて梵妻に話したの読み方
水上滝太郎 「果樹」

...声を震わせて妻(だいこく)が現われた...   声を震わせて梵妻が現われたの読み方
水上滝太郎 「果樹」

...急をきいて駈けつけた妻は...   急をきいて駈けつけた梵妻はの読み方
水上滝太郎 「果樹」

...山嵐(さんらん)をゆする三井寺(みいでら)の大鐘(だいぼんしょう)が...   山嵐をゆする三井寺の大梵鐘がの読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

...再びの鐘(ぼんしょう)が鳴ると...   再びの梵鐘が鳴るとの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...彼の全身が鐘(ぼんしょう)のように鳴って四辺(あたり)の寂寞(じゃくまく)をひろく破ったせいであろう...   彼の全身が梵鐘のように鳴って四辺の寂寞をひろく破ったせいであろうの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...十大弟子、天竜八部衆、二組の四天王、帝釈・天、維摩(ゆいま)、などを除いて、目ぼしいものはみな観音である...   十大弟子、天竜八部衆、二組の四天王、帝釈・梵天、維摩、などを除いて、目ぼしいものはみな観音であるの読み方
和辻哲郎 「古寺巡礼」

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