...絵を習う順序としては梅の枝とか鳥とかを卒(お)えてでないと人物は習えないものとしてあったのであります...
上村松園 「雷同性に富む現代女流画家」
...「梅田十八は、夜の更くるのを待って、壊れた大時計の裏からソッと抜けだした...
海野十三 「軍用鼠」
...『梅と桃と、いづれが利益多きか』と問へば、『梅なり』といふ...
大町桂月 「越ヶ谷の半日」
...両側は玩具屋(おもちゃや)が七分通り(浅草人形といって、土でひねって彩色したもの、これは名物であった)、絵草紙、小間物(こまもの)、はじけ豆、紅梅焼、雷おこし(これは雷門下にあった)など、仁王門下には五家宝(ごかぼう)という菓子、雷門前の大道には「飛んだりはねたり」のおもちゃを売っていた...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...栗梅色(くりうめいろ)に塗(ぬ)った真新(まあたら)しい箱馬車式(はこばしゃしき)の立派なものだ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...話を梅子のことに引き戻しながら...
豊島与志雄 「秦の憂愁」
...いわゆる梅雨の頃...
豊島与志雄 「録音集」
...いつもの如く早朝三味線の撥ふところにして梅吉方へけいこに徃く...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...梅子はとうとう我(が)を折った...
夏目漱石 「それから」
...幸ひ殺されたのが梅吉だから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...『白山の白梅屋敷に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...蝋梅(ろうばい)はもと支那(しな)の産(さん)ですが...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...「桃かと思つたら紅梅なのか...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...最初は極く弱い火へかけて梅の汁が浸み出して来たら少しずつ火を強くして気長に煮ますと長く持ちます...
村井弦斎 「食道楽」
...良人の役所の小使が宝のようにしていたという明治二十六年漬の梅干を拝むように頼んで分けてもらったのが今でも大事に納ってある...
矢田津世子 「茶粥の記」
...梅迫の光福寺(現・安国寺)へ御避難をおすすめ申しおいたもの...
吉川英治 「私本太平記」
...馬前(ばぜん)へひッ立てられてきた咲耶子(さくやこ)をひとめ見た梅雪入道(ばいせつにゅうどう)は...
吉川英治 「神州天馬侠」
...宍戸(ししど)梅軒である...
吉川英治 「宮本武蔵」
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