...その問題には良い解法を案出した...
...彼女は新しい企画を案出した...
...困難な状況から脱するために新しいアイデアを案出する必要がある...
...このプロジェクトには、革新的な解決策を案出しなければならない...
...彼がこの発明を案出したことが世界中に知られるようになった...
...この失敗を来す所以(ゆえん)は畢竟(ひっきょう)科学の素養を欠くから応病与薬の適切な方法を案出する事が出来ないのだと考えて益々研究に深入した...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...コナン・ドイルはこの上をこす奇矯なトリックを案出した...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...そして次のような隠れ簔を案出する...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...独特の経営法を案出すべきである...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...多年苦心研究の結果案出されたものである...
高田力 「ベーシック英語」
...天金は塵埃と湿気とへの防備として案出せられた...
高村光太郎 「装幀について」
...とっさのうちに芝居の作用という珍奇な言葉を案出して叫んだのではないかと思われる...
太宰治 「パンドラの匣」
...そうしてそれらの世襲知識を整理し帰納し演繹(えんえき)してこの国土に最も適した防災方法を案出し更にまたそれに改良を加えて最も完全なる耐風建築...
寺田寅彦 「颱風雑俎」
...ここに一の秘法を案出致し候(そろ)……」はてねと主人は急に熱心になる...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...その傾斜平面の組合せ等を案出してゐたのであつた...
牧野信一 「卓上演説」
...これには多分の憂鬱味が勝つてゐるので更に異様な重苦しさと陰影に富んだ訳語を案出すべきが当然であらう...
牧野信一 「風流旅行」
...スープにすれば味も出るし滋養分も出るから即ち廃物利用主義でこの万年スープを案出したのだ...
村井弦斎 「食道楽」
...このように酒を水で割って用いることを案出したのだそうだが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...今後はやめて別の語を案出するのも勝手だが...
柳田國男 「地名の研究」
...人の後から案出することは何でも皆こうだが...
柳田国男 「雪国の春」
...そして自由に歩む者は聡明な律を各自に案出して歩んで行くものであるということを知った...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
...いわゆる五斗米教を案出し...
吉川英治 「三国志」
...一の速記法を案出して...
若林※[#「王+甘」、第4水準2-80-65]藏 「怪談牡丹灯籠」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??