...その問題には良い解法を案出した...
...彼女は新しい企画を案出した...
...困難な状況から脱するために新しいアイデアを案出する必要がある...
...このプロジェクトには、革新的な解決策を案出しなければならない...
...彼がこの発明を案出したことが世界中に知られるようになった...
...上の命名もこのホェーウェルが案出したものである...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...かくて神学者は専制政治の型に則(のっと)って神人の関係を案出した...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...マクスウェルの案出したこの規則からの除外例が...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...極度に残虐な方法を案出したのではないかと考えたのです...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...累進的相続税法等の稍々外科的治療に類する方法が案出せられることもある...
丘浅次郎 「人類の将来」
...またもや惡魔的の一計を案出する...
太宰治 「お伽草紙」
...実利的な必要から案出せられたものではなく...
太宰治 「人間失格」
...なぜか? われわれは生理学を矯正して優生学を案出したではないか...
谷譲次 「踊る地平線」
...例えば形式主義的・解釈学的・個別化的・等々ありと凡ゆる(観念論式な)範疇構成の態度が案出されているが...
戸坂潤 「技術の哲学」
...非常時というものが案出されたおかげで...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...先生が松風颯々たるを耳にしつつ自然の恒數 h を案出された遺跡を偲ぶも無駄ではあるまい...
長岡半太郎 「プランク先生の憶い出」
...聞いて見るとこれも人間のひま潰(つぶ)しに案出した洗湯(せんとう)なるものだそうだ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...また新奇な方法を案出したと見てとったので...
久生十蘭 「黒い手帳」
...幕府の外国方英語通辞の頭をしていた森山多吉郎という人が案出したのが最初であるという事であるが...
穂積陳重 「法窓夜話」
...前代未聞の拷問法や新式の人殺し法を案出するためにその知恵を研(と)ぐ人間があろうなどとは思わなかった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...このように酒を水で割って用いることを案出したのだそうだが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...生活に適切ならざる符号を案出するはずがない...
柳田国男 「木綿以前の事」
...特にこの植物をもてはやして新名を案出しようとしなかったために...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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