...和歌の格律には定型のものがある...
...古典的な詩や詞には、厳格な格律が求められる...
...俳句にも、格律に準じたルールが存在する...
...自分が書いた詩に、格律を意識して改めてみると、見栄えが良くなる...
...格律に沿って詩を書くことは、創作の自由を制限する面もあるが、そこにある美しさを感じることもできる...
...かの定律詩の詩學で定められた韻律の種種なる方則、即ち平仄律、語格律、語數律、反覆律、同韻重疊律、押韻頭脚律、押韻尾脚律、行數比聯律、重聯對比律等の煩瑣なる押韻方程式も、畢竟「拍子の樣樣なる樣式」即ち音韻や詩形の周期的な反覆運動を原則としたる者に外ならぬ...
萩原朔太郎 「青猫」
...その格律の内部に於て...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...寛典(かんてん)に流れた格律に目ざましをくれたつもりだったが...
久生十蘭 「無月物語」
...而して其文整々堂々格律森厳毫(がう)も老憊の態なし...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...縦横無尽の格律の上に...
横光利一 「欧洲紀行」
...沈黙の表情の中を貫き走る格律のごときものにも見える...
横光利一 「北京と巴里(覚書)」
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