...相手の細っこい首根っこを両指につまみあげようとして...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...根っこを日にさらし...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...心根っこわるくかかったとせえ...
太宰治 「雀こ」
...一たんあの猿を頸根っこの抑え手のない自由の天地へ放して見給え...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...そいつの頸根っこへガンとくれたところが...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...「木の根っこなんて一つもなかったのに...
トルストイ Tolstoi 菊池寛訳 「イワンの馬鹿」
...老女砧の首根っこを掴むようにして...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...伝右衛門親子は久兵衛に頸根っこを捉(つか)まれ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ガラッ八は根気よく桜の根っこで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これはガラッ八に首根っこを掴(つか)まれました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...根っこからごはんを食べるのですが...
ライマン・フランク・ボーム Lyman Frank Baum 大久保ゆう訳 「サンタクロースがさらわれちゃった!」
...木目菓子(バウム・クウヘン)の根っこのところだけ...
堀辰雄 「晩夏」
...というのもハースコートの首根っこを捕まえて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...隠居の首根っこに食い下って...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...青いぬるぬるした粘土のところを根っこにきめました...
宮沢賢治 「風の又三郎」
...それでも」じゃれる黒の首根っこを膝へ寄せて...
吉川英治 「親鸞」
...首ッ根っこを捕まえてくれるから」裾(すそ)をはしょって...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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