...樹木は皆枯れ木ばかり...
芥川龍之介 「浅草公園」
...なぜにこう人間味がなくて枯れ木のようなんだろうと...
海野十三 「地球発狂事件」
...なほ枯れ木の如く石に腰かけて...
大町桂月 「月譜」
...しかし枯れ木の花が虱に変わる...
寺田寅彦 「柿の種」
...われは一本の枯れ木にすぎない……...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...枯れ木も山の賑やかし我国の獅子舞は...
中山太郎 「獅子舞雑考」
......
野口雨情 「未刊童謡」
...枯れ木のように突立っていました...
夢野久作 「白髪小僧」
......
夢野久作 「猟奇歌」
...見みかぎり一点の緑もない枯れ木林だ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...枯れ木の間を縫い去ってゆく...
吉川英治 「新・水滸伝」
...やたらに鹿柴(ろくさい)みたいな枯れ木や竹が道をふさいでいたからだった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...萱原(かやはら)の枯れ木の幹に賊たちは縛(くく)りつけて...
吉川英治 「親鸞」
...今に――合戦はこれからする!」そこらに落ちている枯れ木を拾って...
吉川英治 「宮本武蔵」
...枯れ木のような膝をかかえ込み...
吉川英治 「宮本武蔵」
...枯れ木となって薪にされても...
吉川英治 「宮本武蔵」
...枯れ木をつかんで立ち上がった三之助は...
吉川英治 「宮本武蔵」
......
若山牧水 「木枯紀行」
便利!手書き漢字入力検索