...五軒目には人が住んでいたがうごめく人影の間に囲炉裡(いろり)の根粗朶(ねそだ)がちょろちょろと燃えるのが見えるだけだった...
有島武郎 「カインの末裔」
...もうふたつの耳朶を真赤にして箸を持って振向き...
魯迅 井上紅梅訳 「風波」
...耳朶の裏表を検めたり...
内田魯庵 「人相見」
...女の左の耳朶(みみたぼ)を見るがいい...
海野十三 「深夜の市長」
...雨中の水面に祖朶(そだ)をつんだ海苔採り舟が...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...慌ててその手を自分の耳朶へやった...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...すなわち耳朶(みみたぶ)...
太宰治 「懶惰の歌留多」
...道の辺(べ)の 歯朶の群をのゝけり...
富永太郎 「無題」
...遠くの沖には彼方(かなた)此方(こなた)に澪(みを)や粗朶(そだ)が突立(つつた)つてゐるが...
永井荷風 「水 附渡船」
...一朶(いちだ)の雲を起すだろうと思われる...
夏目漱石 「草枕」
...錦子の耳朶(みみたぶ)が...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...ハンカチに包んで來たハーモニカを吹くと何時の間にか目朶には涙が溢れてゐた...
林芙美子 「旅人」
...耳朶(みみたぶ)に生毛(うぶげ)が光っていて...
林芙美子 「泣虫小僧」
...石で囲はれた隙間に歯朶は青々と茂つてゐる...
原民喜 「火の踵」
...寝椅子の裾には深々として孔雀歯朶が...
牧野信一 「ダニューヴの花嫁」
...だが、その朶思大王も、「もうこうなっては、わが洞界も蜀軍にふみにじられ、一族妻子も助かるまい...
吉川英治 「三国志」
...弟の孟優も朶思大王(だしだいおう)も...
吉川英治 「三国志」
...一朶(だ)の雲みたいに...
吉川英治 「宮本武蔵」
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