...大塚を本舞台として巣鴨(すがも)・池袋(いけぶくろ)・滝(たき)の川(がわ)・王子(おうじ)・本郷に跨(また)がる半円帯で...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...本舞台に掛るの段取だが...
江見水蔭 「硯友社と文士劇」
...どうです大したもんでしょう……これからいよいよ本舞台にはいって...
大阪圭吉 「あやつり裁判」
...かくてワーテルローの本舞台は初まったのである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...『絵本舞台扇』及びその続編は春章並(ならび)に同時代の画工一筆斎文調(いっぴつさいぶんちょう)の合作せるものにして明和安永における江戸大坂両都の俳優を一覧するの便あり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...本舞台いつもの処に置かれたる格子戸(こうしど)は恋人を見送る娘をして半身(はんしん)をこれに倚(よ)らしめ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...関のこなたへ立ちかかる」――弁慶を前にして本舞台へかかる...
中里介山 「大菩薩峠」
...それで虚子が花道を行き切っていよいよ本舞台に懸った時...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...途方にくれて一同を見渡していた末、自分までが引入れられてはいけないとキッと気を取直して)……いいえ、泣く子は此処に置いて行きます! お江戸までも行って、お願いをせねばならぬ者が、お腹が空いたくらいで泣くほどなれば、置いてきぼりになって死んだがよい! さ、早く行きましょう! 行くべ、さ! (構わず歩き出して、本舞台の方へ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...無言で走って本舞台へ)隊二 (これを認めて)おお井上でないか! また...
三好十郎 「斬られの仙太」
...ドンドン走って本舞台へ)隊一 待てっ! 誰だ(怒りの余憤でよくも見ないで抜打ちにしそうな姿勢をとる)使者 本隊よりの使いの者だ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...本舞台空虚...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...歩べ!(と二人を押しやるようにして本舞台へ連れて行く)隊二 フン...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...ドンドン走って本舞台へ)隊一 待てっ! 誰だ(怒りの余憤でよくも見ないで抜打ちにしそうな姿勢を取る)使者 本隊よりの使いの者だ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...本舞台から走って来た早田...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...村道は本舞台にかかるとすぐ二つに分れて...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...こりいかん!(本舞台へ向って走り出す)男二 (追いかけて)ど...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...君たちは本舞台に入る前に...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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