...しかしその成因其他(せいいんそのた)については未詳(みしょう)であるが...
海野十三 「柿色の紙風船」
...他ノ一名ノ指紋ハ未詳ナリ」鶴彌の指紋があるのは当然として...
海野十三 「地獄の使者」
...例の空き缶についていた未詳の指紋の主を探しあてることだ...
海野十三 「地獄の使者」
...わたくしの父母は未詳(みしょう)である...
海野十三 「第四次元の男」
...南あめりか森林地帯で捕獲された不運な小動物――学名未詳――を見学するときの...
谷譲次 「踊る地平線」
...監督派流儀に 未詳...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...その他私には作者未詳の「八王子の活字」や...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...然るに彼の氏名未詳の人物はの胃中に入りてこゝに住居を卜し...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...まだそれも未詳の境地で...
林芙美子 「新版 放浪記」
...星野博士は其治承四年ヨリ文永三年ニ至ルマテ凡八十七年間鎌倉幕府ノ日記ナリ編者ノ姓名傳ハラサルモ其幕府ノ吏人ナルハ疑ナシと云はれたれども余は寧ろ林道春の東鑑考に東鏡未詳撰...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...この蘭は無論 Magnolia属(ママ)の一種ではあるがその種名は私に未詳である...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その学名は未詳である...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...ゆゑ未詳(いまだつまびらかならず)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...人物の同異未詳である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...尚古(しやうこ)も亦未詳である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...二童中恒吉は未詳であるが...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...関某の誰なるかは未詳であるが...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...金堂建立の時代も未詳であるが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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