...彼は未熟者だから、まずは基礎から学ぶ必要がある...
...未熟者でも一生懸命練習すれば、うまくなる可能性がある...
...未熟者に対して嫌味な態度をとるのは良くない...
...新人は未熟者だと思われがちだが、チャンスを与えてあげるべきだ...
...未熟者に向けたトレーニングプログラムがあるので、参加してみてはいかがですか?...
...現世(げんせ)の執着(しゅうじゃく)が漸(ようや)くのことで少(すこ)しばかり薄(うす)らいだというまでのよくよくの未熟者(みじゅくもの)...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...「何分ごらんの通りの未熟者でして――」口を切つたものの房一は頭の中でとまどつてゐた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...未熟者は出会ったものすべてを雑多に取り込むから...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...「拙者事(せっしゃこと)は江川太郎左衛門の配下にて吉田竜太郎と申す未熟者(みじゅくもの)」竜之助は我が名を表向き名乗る場合には...
中里介山 「大菩薩峠」
...「未熟者ながら先生の一太刀を……」繰返して願ってみても...
中里介山 「大菩薩峠」
...未熟者(みじゅくもの)相当の修行中でござりまする」「ナニ...
中里介山 「大菩薩峠」
...私も未熟者でございましてね...
中里介山 「大菩薩峠」
...「未熟者で、何も覚えて居りませぬが、折角のお言葉ゆえ――」と、そう答えて、一人の芸者から、三味線を借りると、かすめた調子で、爪弾(つまび)きで、低く粋な加賀節を歌いだした...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...未だほんの未熟者でござる」「実は拙者も壮年の頃...
山本周五郎 「おもかげ抄」
...ですけれどまだわたくしは未熟者でございますから」つつましく眼は伏せたけれど...
山本周五郎 「日本婦道記」
...まだまだ俺などは未熟者だな...
山本周五郎 「松林蝙也」
...三次郎矩行(のりゆき)と申す未熟者……江戸勤番の武士に父を討たれまして...
夢野久作 「斬られたさに」
...おふたりの仲の御子息であったのか」「まだ未熟者にすぎませぬ...
吉川英治 「私本太平記」
...むしろ無念らしく、未熟者未熟者と、自分を罵(ののし)りながら歩いているかのように、うつつに歩いていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...この武蔵を未熟者だと笑うたな」「お怒りなされましたか」「いうた者が女だ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...まだまだおれは未熟者だ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...まだ相手の器量がわからぬほど未熟者じゃ」「面目のう存じます」「親のひいき目に見てすらその程度では――わしの兵学を伝えるよしもない...
吉川英治 「宮本武蔵」
...人間としてまだ酢(す)っぱい未熟者だということを弁(わきま)えんか...
吉川英治 「宮本武蔵」
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