...両人肩(かた)をならべて心(こゝろ)朗(のどか)にはなしながら已(すで)に塚(つか)の山といふ小嶺(ちひさきたふげ)にさしかゝりし時...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...旧教の坊さんが勿体ぶつて聖書を朗読すると...
薄田泣菫 「茶話」
...朗(ほが)らかになり...
田中英光 「オリンポスの果実」
...・いつしよにくりやへとびこんだは蛙の子・ゆふざればトマト畑でトマトを味ふ・さびしうなつてトマトをもぐや澄んだ空・煙ひろがるゆふべの山はうごかない八月廿七日晴朗...
種田山頭火 「行乞記」
...喜久子さんの明朗な生長を見守りましょう...
豊島与志雄 「母親」
...朗らかである...
直木三十五 「大阪を歩く」
...また朗らかに笑いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...先週勤め先の学校で国漢の老教師が近作だという七言絶句を職員室の誰彼に朗読して聞かせていた時...
中島敦 「狼疾記」
...やはり雨気もない朗らかな朝開けだ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...四朗が妙にぶらりとしたようすで入ってきた...
久生十蘭 「ノア」
...個性を超越した漠然たる夢の……花やかな円形競技の――」などゝ意味の好く解らぬやうなことを朗読する見たいに歌つてゐた...
牧野信一 「南風譜」
...」眠元朗はしばらくしてから...
室生犀星 「みずうみ」
...」眠元朗は何故か返辞ができなかった...
室生犀星 「みずうみ」
...眠元朗の目は湿(うるお)うてその弄(もてあそ)ぶ砂は手のひらを力なげにこぼれた...
室生犀星 「みずうみ」
...できるだけ朗(ほがら)かな楽しいものにしたいからである...
柳田国男 「こども風土記」
...そして明るい朗かな谷間であるにも關らず...
吉江喬松 「山岳美觀」
...向朗(こうろう)...
吉川英治 「三国志」
...朗らかな厳粛などが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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