...もうすぐ始まる観閲式で、最敬礼をするときは胸を張って立つ...
...入隊時には必ず最敬礼を覚えなければなりません...
...最敬礼の時は目線を正面に向け、素早く身体を起こして手をあげます...
...最敬礼は敬意を表す大切な形式です...
...軍隊での日々の訓練の中で最敬礼をする機会が多くあります...
...相手に最敬礼をする...
梅崎春生 「記憶」
...まるで戦時中の『××に対し奉り最敬礼』とでも言った恰好なのです...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...すると若者は最敬礼のまま四五歩後退し...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...威儀正しい最敬礼だ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...最敬礼が頭から頭へと人垣を伝わっていった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...「技工組合の丸万君じゃないか」「帆住(ほずみ)先生……」と丸万は最敬礼をして...
高見順 「いやな感じ」
...へたへたと最敬礼なんかして...
太宰治 「お伽草紙」
...最敬礼したんよ」と...
谷崎潤一郎 「細雪」
...御真影(ごしんえい)最敬礼ののち...
徳永直 「戦争雑記」
...校門の出入ごとに御真影奉安所に向って最敬礼をするだけの心構えもあった...
中谷宇吉郎 「英国日食班の印象」
...使節も陛下もともに侮辱を最敬礼と心得て実行されたという話がある...
新渡戸稲造 「自警録」
...もうどうすることも出来ない!竜太郎は、最敬礼をすると、低く頭をたれたまま後退りに三歩あるき、それから、耐えがたい憂愁を心に抱きながら、しおしおと、炎の道を戻り始めた...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...ザポロージェ人たちは一斉に最敬礼をした...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...老人が又改めて長い最敬礼をして退くと...
夢野久作 「白髪小僧」
...そうして帽子を取って最敬礼をしますと...
夢野久作 「白髪小僧」
...その中(うち)に燕尾服は腰を二重に折り曲げて最敬礼をした...
夢野久作 「暗黒公使」
...其外(そのほか)最敬礼の場合に皆が度度(たびたび)腹這(はらばひ)に成る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...厳かな閲兵(えっぺい)の後、李天王(りてんのう)李成(りせい)、聞大刀(もんだいとう)聞達(ぶんたつ)、二将の号令のもとに、全軍、中書台(ちゅうしょだい)に向って、最敬礼をささげ、また、三たびの諸声(もろごえ)を、天地にとどろかせた...
吉川英治 「新・水滸伝」
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