...書き上げる技倆に驚嘆してゐた...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...書き上げるつもりでいるのですが...
芥川龍之介 「奇遇」
...僕(ぼく)はこのために勇気(ゆうき)を得(え)てどうにかこうにか書き上げる事が出来た...
芥川龍之介 「滝田哲太郎君」
...書き上げる所を見た事がある...
芥川龍之介 「売文問答」
...ざつと大正十二年の三四月以後の今人である)清閑を得ずにもさつさと随筆を書き上げるのである...
芥川龍之介 「野人生計事」
...勿論これも清閑を待たずにさつさと書き上げる随筆である...
芥川龍之介 「野人生計事」
...あれを書き上げるまでには...
稲垣巖 「父八雲を語る」
...これを書き上げるについて...
海野十三 「『地球盗難』の作者の言葉」
...一つ書き上げる度毎(たびごと)に...
太宰治 「散華」
...この短篇小説を書き上げると...
太宰治 「鉄面皮」
...私のやうな者には全体を書き上げる時間の上から云つて...
谷崎潤一郎 「文房具漫談」
...その長さ一マイル余でこれを書き上げるのに二週間かかったという...
寺田寅彦 「話の種」
...やっと予定通りのものを書き上げるまで...
夏目漱石 「こころ」
...帳場で辞職願を書き上げるとこれを懐中におさめ...
久生十蘭 「魔都」
...それを書き上げるから前貸をしてくれと頼んで見た...
平出修 「計畫」
...今夜徹宵で書き上げる気だ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...今日一日で書き上げるつもり...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...何人分かのを残らず書き上げるともうそれですっかり気がすんでしまう次郎吉は...
正岡容 「小説 圓朝」
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