...干ダラに書きつけてある手紙を読みました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪の女王」
...第一印象を即座に書きつけることが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...三行ばかりフランス語の文句が書きつけてある...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...鉛筆で手帳に何か書きつけていたりするのを叱るように言った...
田山花袋 「トコヨゴヨミ」
...足の裏にさえも――般若心経というお経の文句を書きつけた...
小泉八雲 Lafcadio Hearn 戸川明三訳 「耳無芳一の話」
...彼はその欄外の空所に一二行の文句を書きつけ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ちょいちょいと書きつけたものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...毎日父上より通報ありしが最早危険はなき由」と書きつけてある...
中谷宇吉郎 「『団栗』のことなど」
...参考のためわざわざ書きつけにして机の抽出(ひきだし)に入れておいた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...先生の表現をそのまま保存してあるやうに思はれる部分もあれば全然筆記者の便宜から要領だけを書きつけた部分もあるらしい...
野上豐一郎 「「漱石のオセロ」はしがき」
...ノートに私ははかない事を書きつけている...
林芙美子 「新版 放浪記」
...安さんの家の者が知らせに来たと母は書きつけた病院の紙をさがしていた...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...と書きつけたまだ真新しい木標...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...船づくりの方法などをくわしく木片に書きつけ...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...片手に何か書きつけを持つて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...壁という壁に書きつけたがっている...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幻滅」
...ほかのひとに書きつけを書いて貰ったら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...歩みつ憩いつ幾つかの歌を手帳に書きつけた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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