...是非善悪を審判する力にとぼしい...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...人ようやく長じて是非善悪を弁ずるに至り洗礼を挙行す...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...その中におって是非善悪の論を立てたのであります...
津田左右吉 「流れ行く歴史の動力」
...従ってなおさらの事この二つの方針あるいは流儀の是非善悪を判断する事は非常に困難になる...
寺田寅彦 「電車の混雑について」
...是非善悪にかかわらず...
中里介山 「大菩薩峠」
...是非善悪は論ぜず...
中里介山 「大菩薩峠」
...少なくとも関ヶ原の戦いまで遡(さかのぼ)らねば、事の是非善悪は、たやすくは説明のできないことであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...是非善悪不明のままに...
中里介山 「大菩薩峠」
...もはやここまでくると『檜山実記』の是非善悪より...
正岡容 「我が圓朝研究」
...是非善悪のことでは無く...
三好十郎 「恐怖の季節」
...父祖先輩諸氏の義慨に発したことだ! ことの是非善悪に非ず...
三好十郎 「斬られの仙太」
...父祖先輩諸氏の義慨に発したことだ! ことの是非善悪に非ず...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...事の是非善悪でも無い...
三好十郎 「日記より」
...是非善悪のけじめをつけてから...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...「是非善悪をべつにしてもいい」と光辰は云った...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...是非善悪に迷われるような深刻な...
夢野久作 「少女地獄」
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