...昨夜来の暴風雨で道路が冠水した...
...昨夜来のイベントは盛況だった...
...昨夜来の出来事がトラウマになっている...
...昨夜来の会議での決定が正しいとは限らない...
...昨夜来の勉強によって成績が上がった...
...昨夜来たばかりだからなあ...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「耳香水」
...その眼は充血して昨夜来の苦悶をありありと現わしている...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「和製椿姫」
...昨夜来被害民のために炊出しの労をとった土地の有志たちにことを依頼した...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...昨夜来の厚遇は場合が場合だけに...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...それと彼の昨夜来の経験とを織りまぜ...
武田麟太郎 「釜ヶ崎」
...昨夜来のことを、雲海の上につき出てる山の峯々を飛び歩くような思いで、飛び飛びに辿っているうち、胸を突くような峯が一つあった...
豊島与志雄 「自由人」
...昨夜来のことを告げるので...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...三月十二日(月曜)昨夜来風邪気味...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...昨夜来の雨は風雪となり...
松濤明 「槍ガ岳」
...陣門快晴(じんもんかいせい)一ここの本営(ほんえい)にあった信長も、昨夜来、ほとんど一睡もしていなかった...
吉川英治 「黒田如水」
...わが君には昨夜来...
吉川英治 「三国志」
...楼上に迎えて、「何の触れもなく、どうして急に参られたか」と、問うと、劉(りゅうき)は、「昨夜来、物見の者どもが、下流から続々帰って来て告げることには、呉の兵船、陸兵など、東南(たつみ)の風が吹くとともに、物々しく色めき立ち、この風のやまぬうちに、必ず一会戦あらんということでござります...
吉川英治 「三国志」
...「兄上っ」あわただしく、櫓(やぐら)へ駈けのぼって来た正季が、昨夜来、夜すがらそこを陣座としていた正成へ早口で告げた...
吉川英治 「私本太平記」
...そこへまた昨夜来...
吉川英治 「新書太閤記」
...昨夜来、丹波越えに向った高山、中川の二隊は、十四日朝、亀山城を包囲していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...――今朝、佐々木小次郎の門前をよそながら見て通ったという木南加賀四郎の話によれば、昨夜来、そこには約二、三百名の知己門人が詰めきって、門扉(もんぴ)を開き、大玄関にはりんどうの紋のついた幕をめぐらし、正面に金屏風(きんびょうぶ)をすえ、早朝には、城下の神社三ヵ所へ門人たちが代参して、きょうの必勝を期している――という旺(さか)んな様子であったという...
吉川英治 「宮本武蔵」
...子供は昨夜来の疲れと恐怖でまもなくスヤスヤと眠ってしまった...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
...九月廿日昨夜来(さくやらい)頻(しき)りに降(ふ)り来る雨は朝に至りて未だ霽(は)れず...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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