例文・使い方一覧でみる「明け方」の意味
スポンサーリンク...波の荒い明け方の海を... 
芥川龍之介 「老いたる素戔嗚尊」
...その夜の明け方の寒さやら...
武田麟太郎 「釜ヶ崎」
...明け方、とろ／＼したとおもつたら、とても嫌な夢を見た...
種田山頭火 「其中日記」
...三 二つの不幸集まって幸福を作る翌日の明け方...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...私の心が燻る……冬の明け方残んの雪が瓦に少なく固く枯木の小枝が鹿のやうに睡（ねむ）い...
中原中也 「在りし日の歌」
...早や夜明け方となつて東はほんのりと白んで...
楢崎龍、川田雪山 「千里駒後日譚」
...今朝の明け方タクシーで溜池署に連れて行かれ...
久生十蘭 「魔都」
...そして間もなく明け方になろうとしていたので...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「早すぎる埋葬」
...日本人の青年が胸を刺されて死んでいたのを明け方通りかかった牛乳屋が発見したのである...
松本泰 「謎の街」
...夜明け方から午（ひる）過ぐる頃まで...
吉川英治 「三国志」
...「舟の出る明け方まで...
吉川英治 「私本太平記」
...明け方のつかの間（ま）だったろうが...
吉川英治 「私本太平記」
...正成には明け方までに...
吉川英治 「私本太平記」
...ここの兵が、召捕えに向っても、もうゆうべの友達は、明け方を期して、各身を潜（ひそ）めているはずなので、宗易は、そのことについても憂いはなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...夜明け方の五時頃から開始されて...
吉川英治 「新書太閤記」
...「ゆうべ……いや明け方かも知れんな...
吉川英治 「親鸞」
...明け方にも」「やれのう...
吉川英治 「茶漬三略」
...二十六日の夜明け方だったという...
吉川英治 「梅里先生行状記」
便利！手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう？？