...一七五八年マリア・テレジヤの戦意旺盛にして平和の望みは絶え...
石原莞爾 「戦争史大観」
...おのれが旺壯の年期なりしを...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...一つの衰えたものを旺(さか)んにするにはまず戦わねばならぬ...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...旺盛な生活力を一杯に舞台の上に横溢(おういつ)させていることとであろうと思われた...
寺田寅彦 「マーカス・ショーとレビュー式教育」
...一日中で一番陽氣の旺(さか)んな時...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...青年が新刊書を喜ぶということはその知識欲の旺盛(おうせい)を示すものであって排斥すべきことではないが...
三木清 「如何に読書すべきか」
...その百五十九わたくしの上(かみ)に引いた菅茶山の此年文政七年旺秋後の書牘には...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...はるかに旺盛なものだといえるであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それにいよいよ旺(さかん)にたちこめるは...
吉川英治 「上杉謙信」
...旺(さかん)なる夕べの楽音を耳にし...
吉川英治 「三国志」
...壮者の旺(さかん)な血ほど...
吉川英治 「三国志」
...官兵衛の旺(さか)んな血は...
吉川英治 「新書太閤記」
...この旺(さかん)なる男の集まりを覗いては...
吉川英治 「新書太閤記」
...天師の仙家へまかるであろう」彼の意気たるや旺(さかん)であった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ばくち場は旺(さかん)だ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...杜選(とせん)とそして陶宗旺(とうそうおう)の任とする...
吉川英治 「新・水滸伝」
...その前哨戦が旺(さかん)となった...
吉川英治 「日本名婦伝」
...しかも十字軍的精神はここでも同様に旺盛であった...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索