...その新しいのを羨ましいくらゐであるが...
會津八一 「綜合大學の圖書」
...納棺の時にはごく新しい晴れ著(ぎ)を著せ...
魯迅 井上紅梅訳 「明日」
...それに代る新しい事情が生じて...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...また新しい根據によつて神の存在が論證せられる...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...長く見ていればいるほどいくらでも新しい美しさを発見する事ができるはずのものである...
寺田寅彦 「田園雑感」
...之は日本の思潮に現われ始めた新しい体系だ...
戸坂潤 「読書法」
...朝晩に新しい生卵をのむくらい声にきくものはないと...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...いま新しい婦人教育ということを頻りに論じていますが...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...尊圓法親王のは別派で全く新しい書風を書かれた...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...雪駄――新しい泥の着いたのが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...僕は剥ぎとられたほかの部分から何か爽やかなものや新しい芽が吹き出しさうな気がした...
原民喜 「鎮魂歌」
...僕は剥ぎとられたほかの部分から何か爽(さわ)やかなものや新しい芽が吹き出しそうな気がした...
原民喜 「鎮魂歌」
...そこで是はどうでも何か新しい言語(ことば)を作つて...
二葉亭四迷 「エスペラントの話」
...その妥當性を言ひ表はすべき新しい第二の判斷が更に必要となり...
三木清 「認識論」
...そういう形で旧来の文学は生活の中でその新しい堰をきるのではないでしょうか...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...更にその最後の部分を生産する困難の増大によって土地の全生産物に与えられる新しい価値だけ引上げられるであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...真実に道を求むる者は当然新しい活力ある方向に向かわなくてはならぬ...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...新しい様式の創造が天才を待つのは当然である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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