...平氏が法皇幽屏の暴挙を敢てすると共に...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...敢てこの小さい事件を語らなければならない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...伯母さんは敢て氣が附かなかつたらしい...
石川啄木 「葬列」
...そも果敢(はかな)しといわば言え...
泉鏡花 「活人形」
......
違星北斗 「北斗帖」
...極めて明證的な諸論證として提出することを敢へて致し得るやうな仕方で...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...敢えてパラドクシカルに云うならば...
戸坂潤 「思想としての文学」
...やっぱり推測以上のことを敢てすることはできなかった...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...碌(ろく)でなしですかんね」彼(かれ)は恥(は)ぢてさうして自分(じぶん)を庇護(かば)ふやうに其(そ)の※(あね)といふのを卑下(くさ)して僻(ひが)んだやうな苦笑(くせう)を敢(あへ)てした...
長塚節 「土」
...就ては先づ不取敢蒸氣船壹艘御買上げ被成度...
福澤諭吉 「御時務の儀に付申上候書付」
...潛越を顧みず敢て一言を序する次第である...
藤原咲平 「山岳美觀」
...敢(あえ)てする業(わざ)なのだ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...從ツて矛盾の行爲も敢(あへ)てするのさ...
三島霜川 「解剖室」
...(a)故モンリュック元帥殿*は御子息を失われた時(それはマデール島で亡くなられた方で、本当に勇敢な、大いにその将来を期待された武人であられたのですが)、いろいろな事を悔まれた中に、特に、ついぞ一ぺんも自分の息子に対して本心を打ち開けたことがなかったこと、そして、あさはかにも父親ぶった威厳を維持しようとするあまり、しじゅうこわい顔ばかりしていたために、少しもわが子の心持にふれてこれを理解する喜びをもたなかったばかりか、心の中では十分彼に対して深い愛情を抱いていたのに、また彼の徳に対してもふさわしい判断をもっていたのに、ついにそれを彼に知らせてやる機会までも永遠に失ったことはいかにも悲しい、それは腸をたたれるような思いである、としみじみ述懐せられました...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...敢(あえ)て、銀のかんざしの珍しかった訳ではありませんが、それが十字のかんざしであったのが、せつなの瞳にはッとした懐疑をもたせました...
吉川英治 「江戸三国志」
...降参に如(し)くなしとのご方針か」「しかり!」と張昭は敢然答えた...
吉川英治 「三国志」
...故に、両国の好誼(よしみ)を傷つけんことをおそれて、敢て、最前から放たずにいるのだ...
吉川英治 「三国志」
...それに加えて毎年勇敢な潜入者が続々とやってくる...
和辻哲郎 「鎖国」
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