...彼(か)れわが罪の自覚に達し(勿論(もちろん)友の想像せる如き有形的罪悪の意にあらず)神の前に己を卑(ひく)うするに至って彼の救は成立し...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...そのごたごたした中を、方々の救護班や、たき出しをのせた貨物(かもつ)自動車がかけちがうし、焼けあとのトタン板をがらがらひきずっていく音がするなぞ、その混雑と言ったらありません...
鈴木三重吉 「大震火災記」
...僕を救って下すった後...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...父が、意地のため、自分のために、牧を斬って、それで仙波の名が名高くなったとて、何うなるのか?――益満程の才人が、腕前で、家中の人々から恐れられ、称められても、少しの出世も出来ないのに、牧を斬ったとて、何う出世が出来るか?――それよりも、牧を斬って、その手柄の代りに、母と父とを救い、妹と、自分とを、もう一度、二人の膝下へ集めたかった...
直木三十五 「南国太平記」
...」と『救助』の号令を下した...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...“It was not Bentham, by his own writings, it was Bentham through the minds. and pens which those writings fed, through the men in more direct contact with the world, into whom his spirit passed.”―― Mill, Dissertations and Discussions.法制上においては、刑法の改正、獄制の改良、流刑の廃止、訴訟税の廃止、負債者禁錮の廃止、救貧院の設置、郵便税の減少、郵便為替の設定、地方裁判所の設立、議員選挙法の改正、公訴官の設置、出産結婚および死亡登記法、海員登記法、海上法の制定、利息制限法の廃止、証拠法の大改良などがあり、法理上においては、国際法(International Law)なる名称の創始、主法・助法(Substantive and Adjective Law)の区別、動権事実(Dispositive Facts)の類別など、枚挙するに遑(いとま)がない...
穂積陳重 「法窓夜話」
...これだけが救命帯を着けていない唯一の屍骸だった...
牧逸馬 「運命のSOS」
...救ひを求める凄惨な声が益々高く低く縷々として私の耳朶に絡まりついて来る空怖ろしさに堪へられなくなつて...
牧野信一 「鬼の門」
...ぼんやりしてゐては救からない...
牧野信一 「競馬の日」
...政府から援助または救済を得る目的をもつ特別の要求とから...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...かれらはこの親もない家もない子が救(すく)われたのに...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...思い掛けない救いの手で...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...またもやチャラピタに救はれたのでした...
宮原晃一郎 「熊捕り競争」
...しかし救解(きゅうかい)のために五百が屋敷から来たので...
森鴎外 「渋江抽斎」
...その意にそむきて人を救うはこれを殺すこと(ホラティウス)であるから」と...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その煩悶を信仰によって救われて居る...
山下利三郎 「誘拐者」
...だが「なんとか救う法はないだろうか」という幹太郎の問いには...
山本周五郎 「花も刀も」
...咲耶子(さくやこ)を救(すく)いだすつもりであるが...
吉川英治 「神州天馬侠」
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