...彼女はテストの結果を聞いて、放心状態になっていた...
...交通事故に遭遇した後、彼はしばらく放心状態に陥った...
...営業部は、大口顧客1社からの大量発注に対応するために放心状態になっていた...
...先生から急に注意されて、生徒たちは放心状態になった...
...仕事での失敗により、彼は放心状態に陥ってしまった...
...谷山は早くも放心状態から回復していた...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...」私はそのときは放心状態であった...
太宰治 「断崖の錯覚」
...ふだんは申し分のない放心状態でいるのにふいに...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「古書の呪い」
...同時に一つの放心状態だったとも言えるであろう...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...そのまま放心状態で寝そべつてゐるコンクリートになつてゐる...
原民喜 「氷花」
...まるで乗客はみんな放心状態にあるやうな...
原民喜 「五月」
...こんな放心状態のなかにいるのは...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...まったく放心状態にあるように見えた母親ががばと高く跳(と)び上がり...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...突然演奏をやめて放心状態でいた妹はやっと正気を取りもどし...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...放心状態であった...
火野葦平 「花と龍」
...彼をこのような放心状態に陥れたのであった...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...自殺を覚悟するとみな一種の狂人か、放心状態に陥る...
北條民雄 「断想」
...そしてまるっきり放心状態になっている自分自身に気がついて...
堀辰雄 「美しい村」
...古い邸宅に見入って放心状態だった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...けろり放心状態に這入って...
牧逸馬 「双面獣」
...月の光りに酔ひ痴れたやうな放心状態のまゝ...
牧野信一 「女優」
...しばし放心状態で居た...
正木不如丘 「釣十二ヶ月」
...この男のぽかんとした放心状態のなかから下っているきんたまは...
室生犀星 「生涯の垣根」
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