...一足飛びには面目を改めないのである...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...字幕のパパを龍ちやんに改めるか改めないかは...
小穴隆一 「二つの繪」
...もとのままで改めない...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...今も改めないでいるものとすれば...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...今も改めないでゐるものとすれば...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...その傲慢無作法だけは今晩も改めないで――ずっと座敷へ...
中里介山 「大菩薩峠」
...改めないと殴るぞ...
中島敦 「虎狩」
...容易に話頭を改めないのが例になっていた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...第一には二人が厭(いや)がるからなお改めないのであった...
夏目漱石 「明暗」
...日本の虚偽の歴史を改めないならば...
蜷川新 「天皇」
...ちかく解除になってもその名前を改めない経営方針だそうである...
服部之総 「望郷」
...それはこっちにも考へがあってやってゐるのだから改めない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...彼等が行いを改めないと...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...字音に隱れて居る程ならば改めないでも宜しいかも知れないと云ふ一方には理由が立ちます...
森鴎外 「假名遣意見」
...嘆願するような表情を改めない...
シュミットボン Willhelm Schmidt-Bonn 森鴎外訳 「鴉」
...その不完全な最初の状態を改めないなら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...餘りさういふ態度をとつて改めないならば切つてしまふといふことになつた...
吉川英治 「折々の記」
...もし神父が態度を改めないならば...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索