...それ等を支える可く余りに弱いことに気がつく...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...一本の支える木もない急な斜面を見渡すと自らつつしみ深い心になる...
板倉勝宣 「春の上河内へ」
...二月間は支える事を得るが食料は一月足らずしか貯蓄(たくわえ)がないのだから...
江見水蔭 「月世界跋渉記」
...私は紅玉の実を支える枝という枝に...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...重荷が人を支えるのだ...
豊島与志雄 「父の形見」
...その途中を支える諸大名の兵と戦いつつ...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分の身を支える縁側(えんがわ)だけが便(たより)であるという風に...
夏目漱石 「永日小品」
...ストを支えるためのここの準備は食料だけで一カ月分あるという...
服部之総 「望郷」
...翌土曜日の朝カルヴァルはテイラアと同じに窓掛棒(カアテン・ボウル)を支える鉤に引き綱をかけて縊死しているのを発見された...
牧逸馬 「ロウモン街の自殺ホテル」
...脚に支える力がつきても...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...工藝の美を支える力は名もなき民衆なのです...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...一家を支えることが出来ぬ...
柳宗悦 「民藝四十年」
...ひき立てては自分を支える努力で...
横光利一 「旅愁」
...わずかに身を支える程度にとどめ...
吉川英治 「新書太閤記」
...こうしてはおられない」羅門の支える手を...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...けだしもし我国において機械の使用が支えるべき最大の純収入を得ることが許されないならば...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...それを支えるためには依然として武力による強圧が必要であった...
和辻哲郎 「鎖国」
...日の神のための土地はその収入によって神殿や祭司階級や祭儀を支える...
和辻哲郎 「鎖国」
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