...據レ顯者不レ見レ晦...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...此處に人生のための藝術を主張することの正當なる根據がある...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...本件の訴訟手續は固より法令に準據し...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...この創作集の末尾に、田中君が跋文を書き添へてゐるやうですが、それに據れば、「俺の過去は醜惡で複雜、まともに語れるものではない...
太宰治 「田中君に就いて」
...田保橋潔氏の「幕末外國關係史」に據ると...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...其の會則に據れば...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...多少の據りどころがあるものとしても...
内藤湖南 「易疑」
...公羊學の成立は漢代に於ける曲學阿世の最明白なる證據と謂ふべきもので...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...1931年は フアラデーが誘導電流を發見してから100年に當り 更に電磁氣學を現今の論據に確立したマツクスウエルの誕生より100歳を經たので 世界の學界から代表者を送り 祝賀の意を表した...
長岡半太郎 「プランク先生の憶い出」
...櫻屋の身上(しんしやう)に未練のない證據を見せたら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...誰か消した證據だ」「へツ」「彌惣がまさか提灯の蝋燭を吹き消して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...はつきりした據(よ)りどころがあれば...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...證據があつたわけぢやねえが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...動きの取れない證據は無いから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...確かな證據でもあつたのか」「縮緬(ちりめん)の赤い扱帶(しごき)で絞め殺されてゐるが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...動きの取れない證據に組み立てる段になると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...以上論ずる所に據つて之を見ると西洋に於ても東洋に於ても...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
...うづ高い僞印の山が證據物件として法廷に積まれた...
吉川英治 「折々の記」
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