...上げ下げして水を揚げる長い柄を天秤棒の代りとして肩にかつぎ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...揚げるのに小型な繩を必要とする...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...そうすれば当然この地を引揚げることになります...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「機密の魅惑」
...わたくしは文学者だの著述業だのと自分から名乗りを揚げるのも厭(いや)であるし...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...また歓声を揚げる...
中里介山 「大菩薩峠」
...高崎藩で黒船を引揚げる?」「左様でございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...片足を揚げると、五位鷺(ごいさぎ)のようにそのままで立っていたくなる...
夏目漱石 「坑夫」
...それから満潮の勢いと喞筒の力で引き揚げるのだそうだ...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...平次はそのまま出雲屋を引揚げる外に工夫もなかったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...平次はそのまゝ引揚げるのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...後のことを臺町の由松に頼んで一應は引揚げる外は無かつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...長崎屋へ眞つ直ぐに引揚げると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...さっさと引揚げる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...稲(いね)は大よそこの月の末までに刈揚げるが...
柳田国男 「年中行事覚書」
...「とても機械を揚げるこたあ無理だな」そして大蝶丸のことには触れなかった...
山本周五郎 「青べか物語」
...柩(ひつぎ)を奉じて引揚げるか...
吉川英治 「三国志」
...むなしく血路をひらいて引揚げるのがようやくの儀となりましょう...
吉川英治 「新書太閤記」
...玄蕃が引揚げるとせば...
吉川英治 「新書太閤記」
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